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2000/12/10

Viva! Seoul:その10

ブログに移行する前のwebサイトにのせていたソウル旅行記です。2000年のことなので今更情報も古いですが、せっかくなのでブログに移してしまいます。

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それは、何? - 2日目

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MESAの中の衣料品売り場も、東大門市場のお店と同じような感じだった。8Fにあがると、そこは周囲にお店がずらり並んでいて、セルフサービスで真ん中に並ぶテーブル席で食べるタイプの食堂だった。うわー、壮観。

一通りメニューを睨みつつ歩いていたが、なかなかこれっつーのがない。サムゲタンはもう食べたし、ピピンパブは別のところで食べたいし。じゃあ冷麺かなーって思ったけど、体が冷えているので暖かいものが食べたかった。うーん、決まらない。

唯一、私の目を引いたのが真っ赤な液体に私の大好きなじゃがいもらしきものが浮いている写真。なんだろう?「あれにする?」「いいよ」で、お店の前に行った。どうやら日本語は通じそうにない。その料理の写真を指さしてお店のおばちゃんに意思表示。おばちゃんが指を1本出して聞いてきたところに、(だ)が「ふたつー」と言いながら指を2本出した。2つで1万ウォン。これも安い。席に着いておばちゃんに呼ばれるのを待つ。

周囲を見回すと圧倒的に若い女性が多い。ビジネスマン風の男性もおばちゃんも子連れのママもいたけど、観光客はあんまりいないみたいだった。

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おばちゃんに呼ばれて(だ)がトレイをとりにいってくれた。(だ)が運んで来たものは、どうやらチゲらしい。う、辛そうですね。しかし、正真正銘「いも」入りであった。ビバ、いも。

でーんと目の前に拡がる真っ赤な海。白いゴハンとカクテキとペチュキムチと青菜のナムル。うーん、すごいボリューム。まずはイモ。イモの甘みが出てて美味い!でも辛い。(だ)も「辛いよー、これ!」と言っている。く。手持ちの「韓国料理が出てるガイドブック」を引っ張り出して、同じのを探すが見あたらない。見た感じはいかにも「キムチチゲ」だけどさ。鶏肉とジャガイモと、タマネギ、長ネギなどなどが具。

具は、辛さのおかげで素材そのものの甘みが引き出されるって感じで美味いんだけど、ホントに辛い。無口になってしまう。唇もヒリヒリしてきた。拷問のようである。しかも2人前の鍋はそうそうなくならない。付け合わせのキムチもありがた迷惑ですらある。青菜のナムルはうまかったー。ごま油が違うんだよねぇ。ごま油も買って帰りたいものの1つなんだが。

私たちのテーブルの脇を通り抜ける人たちが視線をチラリとよこす。昼間からこのボリュームは、常識はずれですかい?おつゆの方は全然減らないが、具がだいぶなくなったところで私がギブアップ。残りを(だ)がひきうけてくれた。と言ってもさすがにそうは入らなくて、適度に残してごちそうさま。いやー、辛かった。でもおかげで寒いのはぶっ飛びました。食べ終わったトレイを注文したお店に下げて、出発。

途中子供服売り場で、姪ゴジラと甥モスラに何か洋服でも(だってめちゃ安いしけっこう可愛いんだよ)と思って見ていたのだがサイズがわからないことに気づいた。日本語なら「○歳くらいなんだけどー」と言えば「じゃあこれくらい」って言ってもらえるけど、言葉が通じなきゃそれもできない。一通り巡って、諦めました。この辺の内気さ(?)と諦めの良さが私たち夫婦ってことかしらん。とほほ。

ファッションビルを出ると・・・あんなに辛い鍋を食したのにやっぱりまた寒かった。客引きに負けずに、先ほどの眼鏡屋さんに行くと、とっくに眼鏡はできあがっていて。「ヨク見エマスカー?」「はい」何と恐ろしいことに、フレームの調整はお兄さんが自分の力で微妙に曲げたりのばしたりってやってくれちゃったのだ。仰天。で、安っちいプラスチックの眼鏡ケースをくれて、2人で揃いの眼鏡を掛けたまま店を出た。この状態で写真撮っておけばよかったかしら?けっこう面白い光景だったかも。

眼鏡を受け取ると、もう南大門の人混みに居られなくなってしまった。そのまま歩いて「徳寿宮」へ。ここは李氏朝鮮王朝「最後の王宮」で、1905年に伊藤博文が朝鮮を事実上植民地とする内容の「保護条約」を調印した場所でもある。昔の王宮なんかはどれもそう遠くない場所にあるのだけど、ここは市庁のすぐ近くということで、ホテルからも近い。低い建物の王宮の向こう側に、近代的なオフィスビルがそびえ立つ光景というのも不思議な感じ。

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左:残念ながら工事中の中和殿/右:古宮と高層ビルのコントラスト

ガイドさんがいない私たちは、この古宮のどの辺が見所でどんなエピソードが残されているのかがわからない。次々とガイドさんにつれられた日本人観光客がやってくるので、耳を澄ませたりするのだが、彼らのペースは速く、こっちがほけらーっと眺めてる間にいなくなってしまうのだ。

歩いていると、おお、いたいた!これが噂の「結婚記念写真撮影カップル」かぁ。ソウルでは、結婚記念の写真を、屋外でたくさん撮影してアルバムにするのが流行りだそうで、こういった古宮は絶好の撮影ポイントになっているそうだ。私たちがそこにいた大して長くもない時間に、ウェディングドレスやチマチョゴリを来た新婦とタキシードの新郎、それにメイクさんとカメラマンという組み合わせに何組も出会った。どうぞお幸せに。

また、遠足の女子高生(ソウルタワーで見た子達は制服だったけど、この子たちは私服だった)が、なにやらキャーピー騒いでいて、よく見ると何かテレビのロケをやってるとこだったり。彼女たちの熱い視線の先は、ハングル語ペラペラの白人さん。誰だか知らないけど、ここらじゃ有名らしい。「MTV!」とか叫んでたから、MTVのVJなのかしら?

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ところで、これはきっとガイドさんがいれば判明したことだと思うのだけど、1つとっても気になることがあった。下の写真はわかりにくいですが、こういう朝鮮王朝時代の建物の屋根には、四方に、屋根の端に向かって何種類かの動物が順番に並んでいるんだよね。魔よけの意味だろうと推測するもその動物が何なのかよくわからなかったし、それぞれにきっと理由があるハズだろうと思うのだけどー。どなたかご存知ないですか?

市場の人混みとは対照的な空気の中でけっこうのんびりした気分になって、日差しも傾いて来たことだしいったんホテルに戻ることにした。

1時間ほど(だ)は一眠り。湿布が効いたみたいで、腰はだいぶいいらしい。私は、必死に旅行中のメモ書き。この間にロッテ百貨店でも探検しに行けばよかったかなぁ、と今になってちょっと思ったり。

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