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2000/12/10

Viva! Seoul:その8

ブログに移行する前のwebサイトにのせていたソウル旅行記です。2000年のことなので今更情報も古いですが、せっかくなのでブログに移してしまいます。

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上です! - 2日目

さて、写真も撮ったので、黄色い揃いの制服を着た可愛い幼稚園児たちの後をついて、タワー内に入っていった。私たちの頭にあるのは「この子たちと一緒じゃあんまり落ち着いて景色を楽しめないかな?」ということばかり。無意識のうちにその子達の後を着いて地下に続く階段を下りた。数分ほど、彼らの後に並んで待っていた私たちだが、ん?何か違わないかい?

その子供たちは「地球村民族博物館」と書かれたエリアに入っていく。展望台行きじゃないよねぇ・・・すぐそばのブースに座る美しきインフォメーションレディのお姉さんに、「展望台は・・・?」と聞くと、私の差し出したチケットを見て立ち上がり「上でございます」と手のひらで階段の方向を指し示した。あらん、私たち、今そこから降りてきたんですのぉぉ。

「ありゃーやっちゃった」「旅行記のネタになるねー」と言いながら、階段を上り、入り口とは反対方向に歩くと、あ、ここに展望台へのエレベーターがあるじゃん。お姉さんが検札してくれてエレベーターホールへ。ここには「上」「下」ボタンがない。はて???と思っていたら、エレベーターが来た。そっか、入り口のお姉さんが呼んでくれるのかな?美しく無表情なエレベーターガールが、私たちの顔をみて日本人用の案内テープをかけてくれた。

展望台ってのはどこも似たようなものです。東京タワーにマリンタワーに、京都タワー。日本で私が入場したことのあるタワーはそれだけなんで、他はわかりませんけど。制服を着た韓国の女子高生が制服で数人ずつ固まってしゃべっている。日本の女子高生より健全でかわいらしいと思うのは、マスコミが作り出したイメージに踊らされすぎか。タワーより北側は見晴らしもよくて、大統領のいる「青瓦台」も古宮の数々も、昨日行った東大門市場もよく見える。南側はもやっていて、視界クッキリというわけにはいかなかったけどね。

都の条件として、風水的に(だったかな?)背後3方を山に囲まれて、前方に川が流れるところが最上なのだそうだ。高いところからソウル市街を一望し、ソウルがそれにピッタリ合致した場所だということがよくわかった。

くだんの女子高生たちがソフトクリームを食べている。(だ)の視線がそっちに釘付け。「食べたい?」「・・・我慢する」なーんだ、一緒に食べようかと思ったのに。しばらくのんびりと景色を堪能してから、またエレベーターで下に降りた。

出口を出ると、高所のためか風が冷たい。帰りはロープウェイで降りることにして、そちらに向かう・・・と、いきなり出現した休憩所の建物に目がいった。「これぞ韓国」という感じ。2人ともカメラを取り出したのは言うまでもなく。

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この場所が、戦争の際に重要な役割を果たしたことを示すものがたくさん残っていた。石壁には、ほぼ1メートルごとに銃窓と思われるものがあるし、「のろし台」もあった。最初はそれがなんだかわからなくて近づいてみたのだが、ハングル文字の「たくや(はーと)しずか」みたいのがギッチリ落書きされていて、ひゃー、それも万国共通なのかしらん。よく見たらそばに「のろし台」という表示があって納得したのだけど。

いたるところに日本が残した爪痕があり、観光気分の頬のゆるみがしまる。ソウルの表面をほんの一部分だけさらっとなでただけの旅行でほとんど何も理解できなかったけれど、「買って食べて」だけの旅行にならなかっただけでも、日本の婦人誌に出てるソウル特集とは違う面に触れられただけでも良かった。そう、お隣りの国なんだから、歴史も文化ももっと知りたい。歴史の授業が大嫌いだった中高生時代が悔やまれる。

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そののろし台、サスガの見晴らしの良さ。タワーの上からじゃダメでも、ここからなら良い?とばかり、パチリ。冬の空気の冷たさも、伝わるといいな。

急な階段を下りていくと、ロープウェイ乗り場。もちろんこのまま徒歩で、下まで降りていくこともできる。徒歩で下から(たぶん)登ってきた韓国の男性陣とすれ違う。何故かみんなスーツ姿。息が切れている。私たちにはできないよねー。

ロープウェイ乗り場は閑散としていた。チケットは自販機で購入するのだが、「大人片道」というのは、英語・韓国語・日本語の表記があるので問題なく押せる。問題は「お釣り」ボタンがわからなかったことだった。2人分の片道切符を出した後、しばし2人で自販機の前で固まっていると、乗り場のお兄さんが、黄色いボタンを押してくれた。あ、ありがとうー。カムサハニダ。

15分ほど待って、後から来たブロンドヘアのカップルと2組だけを乗せて、ロープウェイは出発した。既に紅葉が終わってしまった景色はちょっと淋しげ。3週間前なら、きっと見頃だっただろうね。すれ違った登りのロープウェイは満員の人。あっという間に下の駅に到着しておしまい。同乗した白人カップルはずんずんと先に進んでいったが、私たちは「??」状態。ありがたいことに要所要所に地図があるので、それで確認して、明洞の街までかなり急な傾斜の道を降りる。確かにこれを登ったら死ぬかもしれない。地図を見ても、私の頭の中には「?」が消えなくて、ここでも(だ)の動物的な方向感覚に助けられた。

すっかり見覚えのある明洞までたどり着いたので、今度は南大門市場を目指して歩くことに。途中、また地下街発見。「あ、ここは中古カメラ屋さんがある地下街だよ!(←何で私が知っている?」「見ていい?」「行こう行こう!」と寄り道。カメラ屋さんだけでなく、毛糸屋さんも多かった。思わずふらーっと店頭へ。お店の中には、季節柄かお店の人に編み物を教えてもらううら若き乙女たちでいっぱい。まー、毛糸はたくさんあるから別にソウルで買わなくても、ね。

(だ)はここのカメラ屋さんにはかなり強くブツヨクを刺激されたようだったが、何とか振り切って南大門市場へ。別に振り切らなくたっていいのにねぇ。

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