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2000/12/10

Viva! Seoul:その7

ブログに移行する前のwebサイトにのせていたソウル旅行記です。2000年のことなので今更情報も古いですが、せっかくなのでブログに移してしまいます。

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漢方が効く! - 2日目

さて2日目。出発前は、「3泊4日だから、何回ゴハンが食べられる!」なんて楽しみにしていたのに、いきなり寝坊。韓国の人たちのケンカしてるかのような口調と、歩くペースの違う人混みに、予想以上に気を張っていたのかもしれない。

柔らかいベッドマットが(だ)の腰を悪化させたようで、今日は本当につらそう。ブランチを食べて、帰りに湿布を買っていったん部屋に戻ることにして、10時過ぎにホテルを出た。

ブランチは、ソルロンタンである。昨日、明洞をプラプラ歩いている時に見たお店で、ここには1度来よう!と決めていたのでね。ホテルからお店までは10分もかからない。お店に入ると、韓国語で迎えられた。席に着くと韓国語で話しかけられた。「???」と言う顔をすると「オー」と言って日本語メニューを持ってきてくれた。・・・もしかして、また現地人に間違えられた?後から入ってきた日本人には、「いらっしゃいませー」って言ってるし。

でもね、私は地元の人とそうでない人の差がちょっとだけわかってきたのさ。それは歩く速度と顔の表情。日本でもそうでしょ。地元の人は早足で歩くし、観光客はゆっくりのんびり歩く。そして、「ほけー」っとした顔をしてる。だから、私は意識的に韓国人の真似をしてみたのだ。ほーら、チラシも差し出される事が多くなってきたよ!・・・だからどうだっつー話もあるな。早足で見逃したものがあったとしたら、その損失は大きいし。

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ここのキムチもカクテキとペチュキムチ。テーブルに備え付けの容器にたんまり入っていて、好きなだけ取り出してハサミで切って食べるの。

ソルロンタンってのは、牛肉を臓物や骨と一緒に煮たスープだそうだ。お店の人が持ってきてくれて、塩・胡椒をいれてくれた。「ココニ、ゴハン入れてタベテネ」って。確かにけっこう薄味。でも美味い。お肉もすっごく柔らかい。韓国料理って、出てきたものをそのまま食べるって事ないよねー。自分で味付けしたりご飯を入れたりするもんね。面白い。後で(だ)が「ネギも追加し放題だったみたいだけど、『こんなに入れないだろー』ってくらい山盛りに置いてあった」って。2人で1万ウォン。うーん、昨日の伝統茶と同じ値段なんですけど。そう考えると伝統茶ってハイソな楽しみなのかしら?

店内はほとんど日本人ばかりだけど、ソウルっ子2人連れもいた。日本人カップル(私たちじゃなくて)が、お店の人にシャッターを押してもらったのを皮切りに、あちらでもこちらでもフラッシュが光った。私たち?撮らなかったねー。会計の時に、お店の人に「美味シカッタデスカ?」と聞かれた。「はい、美味しかったです。ありがとう」ときっぱり日本語で言ってしまった。まだ「カムサハニダ」が出ない。うーむ。

帰りに、ロッテの地下街の薬局で、湿布を購入。お店に入って「あ、あの辺が湿布だねー」と見ていたら、店員さんが日本語で話しかけてくれた。ほっ。「あのー、腰が痛いので湿布・・・」と言うと「アー、腰がイタイの・・・この湿布、漢方入りダカラ、ヨクキキマスヨ」と出してくれた。即購入。5000ウォン。思わず値引き交渉しそうになったが、してもよかったかなぁ?まー、日本円で500円弱と考えればとっても安いんだけど、それで納得するのは悔しいような。ビバ、主婦感覚。

部屋に戻って湿布を貼った(だ)が一言。「日本のとは、色も匂いも全然違う」

さて、仕切直して再出発。ホテルが近いのはこういうことが出来るので便利だね。今度はソウルタワーに行くのだ。最初は歩きでロープウェイ乗り場まで行くつもりだったのだけど、昨日ガイドさんに、ソウルタワーに行くなら「歩イタラ死ニマスよー。タクシーが便利。デモ、高イヨ」と教わったのだ。「歩いたら死ぬ」と「高い」を比べて、迷わずタクシー。黒いボディのタクシーが「模範タクシー」で観光客が安心して利用できるっつーことなので(最近はそうでもないらしいが)、ホテル前で黒いタクシーに乗車。ドアは自分で開けるらしい。現地の人たちは、オーストラリアと同様、助手席に乗り込んでいたよ。

「ソウルタワーまで」と言ったら「ソウルタワー・・・」と呟いて発車した運転手さん。よかった、日本語通じそう。道沿いのお店を観察してると面白い。どうやら韓国のお店は「同業ごと」に同じエリアに集まる傾向があるらしい。ウェディングドレス通りもそうだし、この時通った道は「家を建てる時の資材いろいろ」を売るお店が集まっていた。シャワーノズルの店、ドアの店などなど。きっとこういう場所に来る人たちは晴れがましい顔をしているだろうね。

一方通行の有料道路を通って、ソウルタワーの駐車場まで。南山という小高い山の上に建つ塔なので、ここまで来た時点でかなりの見晴らし。「帰りはタクシーナイデス」と教えてくれた運転手さんは、私たちを降ろしてからその場にいた観光客に「乗らないか?」と交渉していたようだ。

そして私たちはソウルタワーの入り口まで、100メートル位の距離をヒーヒー言いながら自分の足で歩いた。距離は100メートルでもその傾斜の急なこと急なこと。「もうやだー、勘弁してくれぃー」と泣きたくなるほどなのだ。ボールを置いたとしたら、置いた瞬間にすごい勢いで転がりおちるに違いない。いやー、しんどかった。

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やっとの思いで入り口まであがると、韓国の幼稚園児の遠足ご一行様と、韓国のおじさんおばさん10人くらいの団体がいた。チケットブースでも、お金を出して指を2本出せばノー・プロブレム。「カムサハニダー」いえーい、言えたぜ。ここから、私は「カムサハニダ」のバーゲンセールを始めたってわけ。

タワーの上でなければ写真撮影も問題なかろうと判断して、(だ)がこの旅行の為に買った軽量コンパクトな三脚を出してカメラをセットした。私のキャノン・オートボーイは、タイマー撮影だけじゃなくリモコン撮影もできるので、こういう時に最適なわけだけど、カメラ本体をタイマーモードにして、リモコンのスイッチを入れてからシャッターを押さなきゃダメで、けっこう面倒なのだ。それを忘れた(だ)が「あれっ、あれっ」と焦っている。(だ)の背後では、ソウルタワー周辺の工事をしている人たちが、写真の邪魔にならないようにと待ってくれているのに。無事撮影も終わって、おじさんたちにニッコリ笑って愛想を振りまいておいたぞ。

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