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2000/12/10

Viva! Seoul:その6

ブログに移行する前のwebサイトにのせていたソウル旅行記です。2000年のことなので今更情報も古いですが、せっかくなのでブログに移してしまいます。

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美味い!参鶏湯 - 1日目

少し休憩した後、夕飯には参鶏湯(サムゲタン・内臓を除いたひな鶏に高麗人参、もち米、ナツメ、栗などの食材を詰め、時間をかけて煮込む)を食べることにして、それぞれちょっと厚着をして出発。サムゲタンの店はすぐに見つかったよ。お店は2Fにあるので階段を登っていくのだが、そのまた上にはビリヤード場があるらしく、壁にひらがなで「たまつき」と書いてあった。サムゲタンの店の横にそんな言葉が書いてあるもので、ワタクシってば、「たまつき参鶏湯って・・・?」と、ちょっと考え込んでしまったわ。

お店のドアを開けると、韓国語で迎えられた。ぐるっと見回すと数組が食事中。たぶんみんな日本人。入ってすぐの窓際の席につこうとしたら、後ろからついてきたお店のおばちゃんが「もっと奥の席にしなよ」的韓国語を述べた。その言葉に従って、奥の方の席についてメニュー(日本語付き)とにらめっこ。といっても、そんなに種類があるわけではなくて、メインはサムゲタン。烏骨鶏のサムゲタンもあったけど、それは高いのでパス。普通のサムゲタンとビールをオーダーした。すると、ペチュキムチ、にんにくキムチ(!)、カクテキと人参酒少々、お赤飯のようなものが出てきた。

0601.jpg
サムゲタンもすぐに出てきた。石鍋の中で白湯がボコボコいってるぞ。何しろご覧の通り、かなり鶏そのものに近いカタチで出てくるので、ダメな人はビジュアルで引いてしまうかもしれない。それはとってももったいないと思う。本当に美味しいんだから。特に(だ)は、本当に心の底から「美味しい!」と感動していた程。

キムチも本当に美味しかった。後で知ったことだが、この店にはキムチ専門の職人(?)さんがいるらしい。白菜と大根のキムチは浅漬けで日本人好み。もちろん、日に日に味の変わるキムチだから、翌日行ったとしても同じ味を楽しめるとは限らないけど、野菜の甘みが自然に出ていて美味かった。ニンニクのキムチは美味しいんだけど、飲み込んだ後に口の中に苦みが残るんだよねー。調子にのってたくさん食べた私たちは、一晩中、自分のにんにく臭さにげっそりしてしまったのだった。

料理はあっという間に出てきたのだけど、何故かビールが出てこない。お店のおばちゃんたちは、並んで席につき、店内のテレビに見入っている。「こりゃあ忘れてるよね」そこで、(だ)がおばちゃんに合図をして席まで来てもらった。どうやって伝えようって一瞬ためらった私の目の前で、(だ)が2本指を出し、「メッチュ、チョセヨー(ビール下さい)」と言ったのだ。通じた!そのおばちゃんは、韓国語で独り言(じゃなかったのかもしれないけど、私たちにゃ何もわからない)を言いながら伝票をチェックし、「あら、ごめんなさいねー」的ニュアンスでビールを持ってきてくれてた。たったそれだけのことに、えらく感動する。

さて、韓国に行く前、「韓国では、女の子たちはみんな手を繋いだり腕を組んで歩いているんだよ」と教えてくださった方がいた。食事中、窓の外の明洞の通りを見ていると、確かに、みんな手を繋いだり腕を組んだりして歩いている。さすがに男同士ではそういうことはなかったが、不思議な光景だった。

お腹いっぱい!と言いながらもしっかりとサムゲタンを平らげ、会計を済ませて店を出た。「カムサハニダ(ありがとう)」がなかなか出てこない。英語の習いたての頃と一緒で、頭の中でグルグル考えちゃうんだよね。「えーっと、ありがとうはなんだっけ。ヨボセヨ?それは「もしもし」だ。オソオセヨ?それは「いらっしゃいませ」だ!えーっと・・・・ってな具合に。

お店を出る時に店員さんが「アンニョンハセヨー」と声をかけてくれた。「ん?それは、こんにちわの挨拶なんじゃないの?ハワイ語の『アロハ』みたいなもの??」よくわからんぞ。

いよいよ東大門市場に繰り出すことにした。明洞の駅から地下鉄4号線で東大門運動場駅まで移動することに。明洞駅まで歩いていくと、そこはまさに夜の歌舞伎町界隈のような雰囲気。ただし、客引きと成人男性の愉しみの為の店は除く。露店が出てすごい人出だった。布袋寅泰が「初めて東京に出て六本木の交差点を渡った時、『今日は何のお祭りなんだ?』って思った。それが日常だなんて、思わなかった」と昔言っていた。まさしく、「祭りのような」人混みだったよ。

ソウル市内は、地下鉄の移動が便利。ハングルが読めなくても、各号線が色分けされているし、各駅に番号が振ってあるので、ツーリストインフォーメーションなどで入手した地下鉄の路線図とにらめっこして行けば、問題なく移動できる。今回の旅行でも、元鉄ちゃんのダンナより私の方が詳しかったくらいなのだ(自慢していいことかどうかは、わからない)。

観光客用に、観光スポットを循環する「ツーリストバス」みたいのも10月から走っているのだが、PR不足かも?ホテルの部屋にパンフレットでも置いといてくれたら活用できたかもなぁ。何カ所かでバス停を見掛けたが待つ人はいなかったし、そのバスが走ってるところも見たけど、ほんの数人しか客は乗っていなかった。

話を地下鉄に戻しましょ。地下鉄のキップは自動販売機か窓口で購入する。小銭があれば自販機でOKだが、自販機で買ってる人より窓口で買ってる人の方が圧倒的に多かったような。区間ごとに金額が細かく設定されてたら困ったと思うが、ありがたいことにソウル市街はほとんどの区間が600ウォン(日本円で約60円)で一緒なので、言葉ができなくても、相当分のお金を窓口に差し出しつつ指を2つ出せば、係のおじさんが察してくれるという訳。

通勤時間帯で少々込み合った地下鉄で3駅分くらい、それで東大門運動場駅に到着。地図を確認して地上に出たものの、ここらで私のアンテナはすっかり狂ってしまったようで、「どこに行けばいいの?」状態。それに対して(だ)のアンテナは感度最大っていう感じで、「こっちだよー」と歩き出す。ただついていくだけの私。(その割に態度Lサイズ)

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