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2000/12/10

Viva! Seoul:その5

ブログに移行する前のwebサイトにのせていたソウル旅行記です。2000年のことなので今更情報も古いですが、せっかくなのでブログに移してしまいます。

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探検に行こう! - 1日目

さて、明洞の街をさまよいはじめた私たちの目に、いきなり飛び込んできたのが屋台。街のあちこちでおでんやら海苔巻き、鯛焼きなどを売っている。う、美味そう・・・。思わず顔を見合わせた食いしん坊夫婦ではあるが、まだちょっとだけ勇気が足りない。もうちょっと歩いてからねー、と言いながら足を進める。

明洞の繁華街の中はそんなに大きい道じゃないのに(一方通行だらけ)後ろからガンガン車がくるのがけっこうコワイ。しかも、ソウル一の繁華街だっていうのに、とっても足場が悪い。元々は煉瓦敷きの歩道だったのだろうが、その煉瓦が崩れてしまい、上に毛布のようなものをかけた状態で、何ヶ月も何年も放置されたかのようだ。しかも、その上を毎日何千人何万人(それは大げさ?)の人が歩いて、踏み固めていく。2002年のワールドカップを睨んでの工事(たぶん)もされているようだが、この調子じゃ間に合わないんじゃないの?と言いたくなるほど、その道路のひどさは広範囲に及んでいた。

明洞のお店はけっこう洗練された店が多くて、余り面白くなかった。原宿らしくも見える。雑踏の多さと猥雑さが少々あるところなんかは、新宿辺りを思わせる。そう、チラシ配りが多いこともね。チラシ配りの人たちは、見事に私たちを避ける。「日本人ってわかるのかなぁー」「ねー」いつもは鬱陶しいチラシだが、もらえないとなると淋しいような?気がついたら、明洞のまわりをぐるっと1周していた。ちょうどチャペルが見えてきたので明洞聖堂に立ち寄ってみた。


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ここは100年以上前に建てられた煉瓦造りのゴチック様式の聖堂で、塔の高さは45メートルあるそうだ。明洞の高台に建っているので、かなり高く見える。その場に行ってひしひしと伝わってきたのは、ここは観光地ではなく、生きた宗教の聖なる場だということ。観光気分でふらふらしてるのは私たちしかいない。他の人たちは、祈りを捧げる為にその場所にいた。聖堂の中にもほんのちょっとだけ入った。熱心に祈る人たちに圧倒される。教会のステンドグラスの美しさは、メルボルンの、200年前に建てられた教会に負けない程の神々しさだった。

そして、私たちはそっとその場を去った。

さて、そろそろ日が傾いて寒さが厳しくなってきた。つまり、私がヘタってきた。ちょっと一休みしようと適当なお店を探すのだが、なかなかこれという場所がない。屋台の誘惑も捨てがたかったが、とにかく寒い。マクドナルドやロッテリアやつまらないし、ハングル語だらけでどこが喫茶店かもよくわからない。ぶひーん。結局ホテルのカフェに向かう。冒険も何もありゃしないが、結果的にその選択は正解だったと思う。

0502.jpg<,br /> ホテル1Fに「期間限定」でプリンセス・カフェという名のカフェがオープンしていた。ここで伝統茶をいただくことにする。案内された場所は、ドーム状の天井にステンドグラスが拡がるゴージャスな空間だった。先客は2組。どちらも韓国人で、ゆったりとお茶を楽しんでいる様子がよくわかる。

この画像はガラス(?)の扉に反射したシャンデリアを撮影したのだが、豪華さはともかくとして、その場の空気みたいなものが思い出される画像になってると思う。(だ)が自分のサイト(Slide Show)で同じシャンデリアを、ダイレクトにLOMOで狙った面白い写真を発表しているが、見ている人にも、こんな風に比較して楽しんでもらえればと思う。

さて、念願の伝統茶。本を読んで知ったのだが、お茶と宗教には密接な関わりがあるそうだ。朝鮮王朝は、儒教を重んじて仏教を排した。緑茶は仏教と密接な関わりがあるので、王朝はお茶の木に高い関税をかけて、実質的に禁止したらしい。それで、人々は漢方の影響や身近な穀物から独自のお茶を編み出したのだそうだ。それらが伝統茶と呼ばれているのだが、今ではビタミン豊富な緑茶もブームらしい。

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ここのカフェのメニューに6種類ほど用意された伝統茶の中にはもちろん「人参茶」もある。名前の下には効用も書いてある。私は「美肌」という言葉に釣られて柚子ハチミツ茶(画像手前)。(だ)はナツメハチミツ茶をセレクト(筋肉疲労に効果あり、だったかな?)。

少しすると熱々のお茶とハチミツが出てきた。器を持つにも熱いくらい。これは、ゆっくり楽しめってことなんでしょうね。待ちきれずにそーっと飲んでみた。美味い!冷え切って疲れた体に、熱くて甘いお茶がたまらない。ナツメ茶のほうは、ちょっと苦みがあるけど慣れたらこれも美味しそう。柚子茶は買って帰りたいなー。

すっかりリフレッシュして、いったん部屋に戻る。あ、ここの支払いは(だ)が奢ってくれた。ごちそうさま。少し休憩してから夕飯を食べに行くことにした。

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