FC2ブログ
2019/01/29

「冬の所蔵作品展」セキ美術館

翌日は、道後温泉にあるセキ美術館を訪問。いわゆる企業美術館のようで、創業一族が収集した美術品を公開しているそうです。地下の映像ルームで美術館のコレクションの紹介映像を見てから、1階から3階まで見て回りました。紹介映像は他にも加山又造とロダンがそれぞれ別途作られていて、この二人の作品が柱なのだなとわかります。

2019012301.jpg

エントランスと1階は個人の邸宅のような作りですが、展示室内にいるうちにそれを忘れてしまうほど、迫力ある作品が並んでいました。加山又造だけでなく横山大観、上松松園、前田青邨、髙山辰雄、杉山寧、東山魁夷、平山郁夫など日本画のビックネームが並び、洋画も、黒田清輝、藤田嗣治、国吉康雄、岡鹿之助、小磯良平、荻須高徳、藤島武二、梅原龍三郎などなど。

藤田好きとしては、彼の《婦人像》が見られてよかったです。あと、とても印象に残っているのが香月泰男《牡丹》。香月泰男の作品は、おそらく山口県美で見ていると思うのだけど、この《牡丹》にもとても惹かれました。いつか、香月泰男美術館にも行ってみたい。

あとはやはり加山又造が凄かったです。凄いとしか言葉が出ない。銀箔を使って海のうねりを表現し、大海原を渡る鶴を描いた《飛翔》が特に印象に残ります。桜の季節に、ぜひ桜を描いた大作を見に訪れたい。

ロダンは彫刻とともにミルボー「折檻の庭」の挿絵として描かれた水彩画も並んでいました。あと、ロダンの肖像画(版画)はアンデルス・ゾルンとあったけどAnders Zornのことですよね…!私、好きなんですよー、ソーン。思いがけず見られて嬉しかった。

気がつけばなかなかの長居をしておりました。観光地の美術館ってザワザワしてたり収蔵品がイマイチだったりっていうのがありがちですが、こちらはどちらにも当てはまらない、じっくり楽しめる美術館でした。いいねえ、道後。

コメント

非公開コメント