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2018/06/25

「ボストン美術館の至宝展」名古屋ボストン美術館

名古屋ボストン美術館で「ボストン美術館の至宝展」を見てきました。東京展はとっくに終了している展示ですが、今年閉館する名古屋ボストン美術館で見ると決めていたので。

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構成は以下の通り。
I. 異国を旅したボストニアンたち
1. 古代エジプト美術
2. 中国美術
3. 日本美術
II. 「グランド・ツアー」- ヨーロッパ美術を集めたボストニアンたち
4. フランス絵画
III. アメリカン・ドリーム -自国の美術を収集するボストニアンたち
5. アメリカ絵画
IV. 同時代の美術へ -未来に向かう美術館
6. 版画・写真
7. 現代美術

ボストン美術館の主要なコレクションの柱から作品を展示し、美術館の成り立ち・歴史と、コレクションの形成に寄与した収集家も紹介する形。古代エジプトから始まるのは意外でしたが、1905年からボストン美術館とハーバード大学が共同でエジプトや北スーダンなどの古代遺跡で発掘調査を行ったものがコレクションの核になっているとのこと。(エジプト政府は発掘した品の半分の所有権を認めたそう)

日本美術の収集には岡倉天心が責任者だったことがあるとか知らなくてびっくり。モースのコレクションだったお皿が良くてねー。モースについてはいずれしっかり知識を得たいところ。フランス絵画は美品多し。ファンタン=ラトゥールの静物画は本当に好き。

目当てのサージェントは2枚。着飾った母子像のドレスはとても手早く筆を動かしたように見えるのだけど、少し離れると美しい光沢のドレスに見えるサージェントマジック。夫人が腰掛けた椅子の肘掛けの輝きが、とても目を引きました。サージェントが描いた天井画を見に、ボストン美術館に行きたいなあ。。

ホッパー「機関車」のエッチングやアンセル・アダムスの写真、村上隆やケヒンデ・ワイリーの現代美術まで、ボストンらしいバラエティに飛んだ質の高い作品が並びました。面白かったけど、もう少し点数があると嬉しかったかな。

ボストン美術館の至宝展
2018/02/18-07/01 名古屋ボストン美術館

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