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2018/06/19

山寺後藤美術館

山寺後藤美術館に行ってきました。初訪問。私は他の美術展に貸し出されたこちらのコレクションは数点単位では見ているのですが、こちらの収蔵品メインの美術展は行ったことがなく。せっかく山形まで行くので是非に、と思い行ってきました。

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ヨーロッパ絵画名作コレクションの構成は以下の通り。
第1章 風景と日々の営み
第2章 美しさと威厳
第3章 バルビゾン派の画家=コンスタン・トロワイヨン展=
第4章 神話・聖書・文学

今回はヨーロッパ絵画が59点(うち、特集展示としてコンスタン・トロワイヨンが7点)、加えてガラス工芸、彫刻に陶板画が展示してありました。自然をモチーフにしたバルビゾン派の絵画も美しいものが多かったですし、美人さんの絵もたくさん。コレクターの審美眼に共感たっぷりで見て回りました。

お聞きしたところ、こちらを収集した山形出身の実業家 後藤季次郎氏は宝石業を営んでいるそうで、絵画の中の装飾品にもこだわりをお持ちなのだとか。ホテル内アーケードにいくつか出店されていて、そちらにもコレクションから1点か2点程度飾られているのだそうです。近くに行ったらぜひのぞいて見なくては。

コローが2点。美しい、私の好きなタイプのコローでした。ブーグローも良かったし、ミレイ「クラリッサ」も良かったのですが、ポインター「ミルマン夫人の肖像」がなんといってもドストライク。

小部屋の中にトロワイヨンの牛たちが並んでいたのですが…山形新幹線での道中、米沢駅のホームに鎮座していた大きな米沢牛のオブジェに強い印象を受けていたために、トロワイヨンの牛たちを見ても「黒毛…米沢牛?」とか思ってしまう失態をおかしました…。

密かに楽しみだったエンネルが展示されていなかったのはとても残念でした。先に問い合わせすれば良かったのでしょうけど、展示リストがホームページで見られれば嬉しいなあとも。そうしたら、その展示目当てにまた旅行を計画することもあり得ますしね。

その代わり、ファンタン=ラトゥール「犬と遊ぶ二人の少女」があったのは予想外の喜び。カバネルが3点あったのも楽しみました。

別の小部屋には陶板画が数点。いずれも質の高い美しいものでした。ガラス工芸は展示室を暗くして、内側に照明を仕込んで模様を際立たせる展示。幻想的でした。

結局1時間半くらい見てた気がします。初めての場所で展示点数もわからなかったので山寺で2時間と見込み、時間が余れば隣の芭蕉記念館にも行くつもりだったのですが、すっかりその時間は無くなってしまいました。そちらでは「山寺が支えた紅花文化」が日本遺産に指定されたことを記念して山形県指定有形文化財「紅花屏風」が展示されているのですが。。他の予定もあるので(そして電車は約1時間に1本のため)そちらは見送って山寺駅に向かいました。

なお、後藤美術館の今年の巡回についてお聞きしたところ、今年は浜松市美で巡回展があるとのこと。帰宅して確認したところ、これですね。9月22日から11月11日まで山寺後藤美術館コレクション「ドラマティック!西洋絵画の世界展」。浜松市美のサイトに出品リストが出ると良いのですが…。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/documents/sukejuru.pdf

山寺への観光客は国内外から多数。私は遠くから眺めるだけでございました。

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美術館から駅へ向かう道の途中で。

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山寺駅舎。上の写真と数分しか違わないのですが、風の強く空模様がめまぐるしく変化した日でした。

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