2016/12/01

ざっくり書き:DIC川村記念美/ハーモ美/山梨県美

秋に行った展示から。


レオナール・フジタとモデルたち:DIC川村記念美術館

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こちらも行くチャンスを狙っていた美術館。雀さんを誘って行ってきました。我が家からは千葉方面はひたすら遠かったですが、電車だったら更に遠かったでしょう。雀さんホントに運転お疲れさまでした。

こちらは1Fの常設から入って2Fに上がって最後に特別展を見るんですね。その順路で見てこその感動がある…ように建物が設計されてます。なのに最初に階段上がって特別展を見てしまい「あ、違う!」と思って最初からやり直し。

コレクションも美しい作品が多いです。ファンタン=ラトゥールの花、ルノワールの裸婦像、ピカソのシルヴェット。個室にいるレンブラント「広つば帽を被った男」はどの位置から見ても目が合う噂のお方。日本美術の部屋の奥には茶室があるのだけど、今回は美術館到着後にランチでお腹いっぱいになっていたので、泣く泣くスルー。ジョセフ・コーネルの小宇宙を思いっきり堪能したら、ロスコルームへ。こちらも自分が消えてなくなるような感覚。これは本当に実際にこの場に立って見ないとわからないな…と。そして階段をのぼり、今はサイ・トゥオンブリーの部屋になった見晴らしのよい200展示室へ。フランク・ステラにご挨拶して、よーやく藤田の特別展へ。

こちらの美術館にはとても好きなタイプの展示を手掛ける学芸員さんがいらして、行きたいと思うのはいつもその方の企画した展示。今回ももちろんその方。藤田の美術展は近年いくつもあるけれど、こちらはモデルたちに着目したもので、資料なども含めてまとまった数の展示になっていました。資料などについては、別の藤田展で見たものもありましたが、国内外から集まった絵はそれは圧巻の見応え。ゆったりしたスペースにたっぷり空間を取って展示してあるのも見やすくて良かったです。

一番の目玉は壁画なんだけど、別の美術館でこの下絵をまとめて見たことがあったのね。だから、あ、あのときのアレはコレか!と繋がった嬉しさあり。秋田からたくさん来てた絵もみんなよかったし…でも一番はDIC川村記念美術館の看板娘、アンナ・ド・ノアイユ!壁に転写されたエピソード込みで最高でした。そのお隣に座っていたジャン・ロスタンの肖像もトロンプ・ルイユ仕立てで楽しかったな。


ハーモ美術館

10月に諏訪の温泉へ行った際に寄ったハーモ美術館。ルソーさんを含む素朴派を多く所蔵している美術館ですね。その存在を知ったのはポーラ美術館のルソー展の時でしたが、ようやく念願かなって訪問できました。

全9点をお持ちのルソーさんのうち1点はポーラ美術館に貸し出し中(笑)。しかし新収蔵の『散策者たち』を含め7点が展示されていました。私たちの他には誰もいないタイミングだった事もあり、気楽にあれこれ言いながら鑑賞してきました。ビュッフェとかもあったよ。


「フランスの風景 樹をめぐる物語」山梨県立美術館

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東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館の後、札幌→岐阜→山梨と巡回した展示を山梨で鑑賞。1850年から1920年までのフランスの風景画における樹木の表現に着目したもので、テーマというより、出ている画家目当てで見たもの。でもテーマが樹であっても印象派を通ってポスト印象派、その後の表現へと通っていく道は面白いものでした。好きな画家がたっぷり出てたけども、知らなかった一面を知ったようなところもあり。

ジョルジュ・サンドの絵にへー!となったり、ピサロ一族の絵がこれでもかと並んでいたり(ピサロ美術館からの出展)。まーわざわざ遠征する程ではないかもだけど、温泉の後に見るにはよい感じでした。個人蔵の絵も多かったし、見られてよかったとは思ってマス。(図録が軽かったのもgood!)

常設もよかったです。ミレー館には、西洋美術館の《ダフニスとクロエ》との連作に当たる《冬(凍えたキューピッド)》もあり。コレクションのバルビゾン派なんかも含めて、風景画をたーくさん見た!という甲府詣ででした。

その後、美術館のお向かいのほうとう屋さんで食べた鴨ほうとうも美味しかったよ!

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