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2014/08/17

「ボストン美術館 ミレー展 バルビゾン村とフォンテーヌブローの森から」名古屋ボストン美術館

名古屋ボストン美術館で開催中の「ボストン美術館 ミレー展 バルビゾン村とフォンテーヌブローの森から」を見てきました。高知県立美術館を皮切りに、名古屋ボストン美術館、三菱一号館美術館と巡回する美術展です。三菱一号館で見るのもいいけど、名古屋でゆったり見るのも魅力的、、という訳で行ってきましたよ。

millet.jpg

構成は以下の通り。
第1章: 巨匠ミレー序論
第2章: フォンテーヌブローの森
第3章: バルビゾン村
第4章: 家庭の情景
第5章: ミレーの遺産


今年はミレー生誕200年の節目の年ということで、この他にも山梨県美→府中市美と巡回するミレー展もあるのですよね。あちらは国内外のミレー作品約80点で構成されているそうで、こちらはボストン美術館所蔵のミレーとその周辺の画家たちの絵で構成されています。

目玉はボストン美術館の「三大ミレー」《種をまく人》《羊飼いの娘》《刈入れ人たちの休息》が揃う事で、中でも《羊飼いの娘》は修復を終えたばかりだそう。ボストン美術館のミレーコレクションは、市民によるコレクション寄贈から充実していったのだそうで、ミレーがいかにボストンで愛されているかが分かるというもの。


個人的にはミレーその人の作品というよりも、一緒に来るコローが楽しみで…って言ったら怒られるかしら。でもね、コロー6点も来てて嬉しかったわ。中でも「花輪を編む若い娘」がよかったな。私はコローは人物画より風景画の方が好きですが、これは別格。光を集める瑞々しいデコルテがまぶしい。

バルビゾンやフォンテーヌブロー括りで出てくる画家たちは何となく親しみがあるのですが、今回ジュリアン・デュプレという画家が気に入りました。ミレーよりはちょっとだけ後の時代になるのかな。農民の生活を描くという点は同じだけれど、他の画家達よりちょっとだけ色合いが綺麗で親しみを感じやすい気がするのです。

ジュリアン・デュプレ「牛に水を飲ませる娘
ジュリアン・デュプレ「ガチョウに餌をやる子どもたち
ジュリアン・デュプレ「干し草づくり

あと、以前から薄々思っていた事なのですが、ミレーってもしかして人物の顔を描く事にはそんなに興味がなかったのかなーなんて。割と「その顔?」みたいな事がある気がする。。表情を描き分けるよりも、彼にとって重要なテーマがあったって事なのかな。

相変わらずミレーにはそんなに興味が持てなかったのだけど、こういう節目の年はよい機会なので、府中のミレー展も見ようと思っております。


開館15周年記念 ボストン美術館 ミレー展 バルビゾン村とフォンテーヌブローの森
2014.04.19-08.31 名古屋ボストン美術館
2014.10.17-2015.01.12 三菱一号館美術館
(2014.02.02-04.06 高知県立美術館 会期終了)

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