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2013/06/05

ヤマザキマザック美術館「フランスの美しい風景 -ロココからバルビゾン派、印象派へ」

次はヤマザキマザック美術館「フランスの美しい風景 - ロココからバルビゾン派、印象派へ」展へ。企画展もオーディオガイド無料は素晴らしい。ありがたくお借りしました。あと今回の名古屋は地下鉄1日乗車券を利用したので、ほとんど全ての美術館で当日券割引が適用になりとってもお得でした。ここはホントいい美術館ですよ。お勧め。


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特に章立ての構成はされておらず、常設のロココの部屋以外を使って普段と反対回りで見るようになっていました。出展されているのは、この美術館を始め国内の美術館から集まったもの。町田市立国際版画美術館からのものが多かったようです。

風景画というか屋外を描いたものが集まっていて、最初の部屋はロココ。ニコラ・ランクレ「四季」の4連作版画(町田市立国際版画美術館)が美しい…。ロココの雅やかな画風がたまらん。後期はニコラ=アントワーヌ・トネという人のカラー版画連作に掛け変わるらしいのだけど、チラシに出ている1枚がとても美しくて釘付けに。これも見てみたいけど遠征はちと難しそうで残念。町田で見られるチャンスをうかがってみよう。

次の大きな部屋にはどかんとバルビゾン派。「40点のガラス版画集」からのコローの絵は、正版と裏焼きとが並んで展示されているのが見応えあり。版画の種類が多かったので、各手法の解説(エッチング、ガラス版画など)が示してあるのもありがたく(一応何となくは把握しているのだけど、すぐ記憶が混沌とするので;;)。井出洋一郎さんが関わられているようで、井出さん撮影のバルビゾン村の写真なんかも展示されていました。

ちょうど村内美術館でもバルビゾン派をじっくり見てきたばかりだったので、そちらで馴染みになったナルシス=ヴィルジル・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ(しかしソラでは名前は言えないw ぺーにゃん呼ばわり)の美しい絵に出会えたのも幸せでした。

次の部屋はバルビゾン派から印象派まで。シャルル=フランソワ・ドービニーが自身の小舟「ボタン号」をアトリエとして旅をした際の紀行本「船の旅」からの連作がとても楽しかった。道中のハプニングなども笑い飛ばすように絵にする心意気が好きだなぁ。ムラウチにはそうした旅の中で描かれた油画がかかっておりましたっけ。

ドービニーって固有名詞は聞いた事があるなぁと思っていたらば、ひろしま美術館にあるゴッホの絵が「ドービニーの庭」というタイトルでした。この画家の未亡人が住んでいた家の庭を描いたものだそう。


常設の絵はロココのメインのお部屋のみ。素晴らしい絵ばかりなので再会が嬉しかったけど、ここはエコールドパリなんかも気に入っていたので、それらが見られなかったのはちと残念でもありました。ま、また来るけどね。

4階のアールヌーヴォー家具とガラスは前来た時と同じかな。省エネモードでマジョレルの寝室まではざっと飛ばしてしまいました(前回なめるように見たし…)。ガラスもざっとにしようと思っていたのだけど、直前の大一で火が付いたらしく(笑)かなり丹念に見てしまった。どちらにも好きな作品があるのだけど、こちらの方が「大好き!」が多いかもしれない。


ヤマザキマザック美術館
フランスの美しい風景 - ロココからバルビゾン派、印象派へ
2013/04/27-2013/07/15

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