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2013/06/04

大一美術館

大一美術館は初訪問。大一って耳慣れない名前だったのですが、経営母体はパチンコメーカーだそうで。ルノワールを2点お持ちなんですよねー。その特別展の時に来たかったのですがタイミングが合わず…今回はガラスアートを堪能してきました。


1階がガレ/ドーム兄弟に代表されるアール・ヌーヴォーのガラス、2階がデイル・チフーリというアメリカのガラスアーティストの作品を展示したスペースとなっていました。吹き抜けのエントランスに下がるチフーリのシャンデリアが凄い。

1階は「技法で見るガラスアート」という企画展示中。鑑賞する側としては技法自体が興味深いのも確かなのですが、その結果である造形の方がより興味を惹かれます(見た目が好みであれば技法にかかわらず好きなわけで)。

とても素敵だったのはドームの白鳥文花器(エナメル彩)。そしてドーム「鹿文花器」(酸化腐蝕彫刻)。後者はアールデコ様式なんだけど、その表現はギリシャ芸術の壺の文様に通じる印象。ラリック「木の実」花器はジャポニズム。ラリックはカーマスコットもいくつか出ておりました。1点ものだというガレ「ジャンヌ・ダルク文花器」は金細工も美しいし彫刻による細工も見事。

そして2階は別の意味で圧巻。真っ赤なガラスのシャンデリアの下を通って、階段を上って2階へあがり振り返ると、シャンデリアの向こうの壁面と窓一面にクラゲか貝か…ガラスでできたカラフルな海の生き物がびっしり(笑)。他にも様々なアートフォームがフロア中に詰まっておりました。

カラフルな色合いとユニークな造形のせいか、「…アメリカガラス界の彌生ちゃん?」と一瞬頭をかすめるほど。好き嫌いを飛び越えて強烈に印象に残りました。こうやってコレクションされたものもいいのですが、大規模インスタレーションも多い人のようですから、どこかでそういった「場」も見てみたいなーと。シアトルのChihuly Garden and Glassなんて楽しそう!

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