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2012/07/21

象徴派展

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先日、岐阜県美術館で「象徴派-夢幻美の使徒たち」を見てきました。岐阜美と姫路市立美術館、新潟県立近代美術館という象徴派コレクションの充実した三館による企画展です(岐阜のあと、姫路、新潟に巡回)。大きな目玉の絵があるわけでも海外から来た絵があるわけでもないけれど、三館を始めとする国内美術館と個人が所有するコレクションだけでこれだけ充実した展示ができてしまう事が凄いなーと。

たぶん、個々に見ていけば「あの美術展に出てた」とかいろいろあると思うのですよね。特に岐阜美のコレクションはルドン展として数ヶ月前に東京にも来ていましたし。象徴派の美術展も過去にあったでしょうから、東京に巡回しなくても困る人は少ないのかも。しかし私は美術鑑賞ビギナーで、「もしかして私の好きな人たちは象徴派の人が多くないか?」と薄々気付いてしまったので、何か別の用事と合わせ技ででも足を運べたら、と思っていたのでした。


最大のお目当てはモロー3点。岐阜美のモローも前述のルドン展に来ていたのに見に行けなかったので、メナード美のモローと一緒に見られたのはよかったです。「ピエタ」はわりと若い頃の、独自路線に走る前の作品。メナード美の「サロメの舞踏」は有名な油彩画の水彩による縮小版という事で、圧倒される迫力はないものの水彩でコレかい、という。けぶったトーンすら独自でありました。

ウォーターハウス、ミレイ、ロセッティからミュシャにバーン=ジョーンズにピアズリーと好きな画家も多くて(彼らの展示は多くないですけれど)楽しみにしていたのですが、よい構成とコレクションだったってことなのでしょうか、それ以外の展示にも非常にそそられてお勉強にもなりました。

だんだんこちらも受け取る下地が本当に少しずつではあるけれど出来てきてはいるのでしょうか。例えばシャガールやバルビエで徹底的に装画、版画などを見まくった後だからこそ、ドレの「神曲」やマックス・クリンガーにどうしようもなく惹かれてしまったのだと思うし、ゴーギャンの「ノアノア」の刷りの違いにも目がいってしまったのだろう、と。

マックス・クリンガーは誠に心惹かれましたです。西洋美術館にもたくさんあるみたいなので、(現在は展示されていないみたいだけど)展示されている時に見に行こう、っと思った次第。あと、アンソールもこんな面白いんだ−って目を見開いてしまったので、9月からの東京でのアンソール展は見に行こうと決意。ビギナーゆえに知らない画家がたくさんいたので、場内の解説は多いに助けになりました。平日で空いていたから、解説を読んで絵を見て、もう1度解説読み直して更に絵を見直して、なんて感じで。


夜は名古屋で、ひつまぶし。量が多くて食べきれないかと悩んだけども、えいやっと。そしてやっぱり多すぎました。しばらくウナギはいらない…。食べる前は「食後に赤福氷でも〜」って思っていたのに、胃袋に一口分も余地なし!でした。残念。

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