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2011/01/06

パリ/ウィーン旅行25

Day 8 #1

さて、観光に費やせるのはこの日が最後、となってしまいました。相変わらず、風は強いがよいお天気の中、まずはベルヴェデーレ宮殿へと参りますよ。オペラ座の前からD号線のトラムに乗車です。わーい、ウィーン初トラム。


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左:トラムの奥に見える歌劇場に弔旗が掲げられているのは、日本公演中に富士山の登山事故で亡くなったウィーンフィル団員ゲオルグ・シュトラッカさんを悼んでのコトと思われます…
右:トラム車内。


トラムで10分弱くらい(全くあてになりません)でしたかねー。ベルヴェデーレ宮殿前に到着。観光地なので他にも降りる人は何人も。門を入りますと正面の建物が上宮で、この内部が20世紀オーストリアの絵画を集めたオーストリア・ギャラリーとして公開されております。そう、クリムト「接吻」があるところですねー。


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チケット売り場はこの右手の門を入った先ですが、私たちはここのチケットもe-tixで買っておいたので、左側に回って入り口へと向かいます。美しいバロックなお城ですよね。期待が高まります。


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下宮との間の庭園は、やはり花がなくて淋しいし噴水の水も抜かれていましたけど、よく手入れされていて美しかったです。シェーンブルン宮殿の庭ほど「季節外れ」感がなくてよかった(笑)。旧市街より高いところにあるので見晴らしがよいですね。時間に余裕があれば、庭園を散策して下宮も見に行きたかったです。

オーストリア・ギャラリーの入り口には学生の団体さんたちがみっしり固まっていたので、また出遅れたかと一瞬ひるんだのですが、彼らはまだ入場しないらしく。入り口でチケットチェックしているお兄さんが私たちに気付いて「どーぞ」と入れてくれました。ここも手荷物検査はなし。内部は残念ながら写真撮影禁止でした。

もちろん私のお目当ては言うまでもないのですが、絵画を抜きにしても建物自体の装飾が見事だし、世紀末美術だけでなく他の絵画もやっぱり見入ってしまいました。ウィーンではここが一番好きだったなぁ。中の美術品も建物も庭園も、何もかも気に入りました。

開館からまもない時間だったコトもあり、ここでもクリムト独り占め~。「接吻 Der Kuss」を独占できるなんて、幸せすぎる。「接吻」だけはガラス越しでしたが、他は全て直接見られました。ウィーンでもパリでも(モナ・リザ以外)はカバーなしで見られるのも幸せなコトですね。

他にも「ユーディット I Judith I」「ソーニア・クニップスの肖像 Portrait of Sonja Knips」「カルロスの衣装を身にまとった俳優ジョセフ・ルインスキー Der Hofschauspieler Josef Lewinsky als Carlos in "Clavigo"」「フリッツァ・リードラー Fritza Riedler」「カンマー城の公園の並木道 Allee im Park vor Schloß Kammer」などなどのクリムト作品が多く並んでいて、クリムトが生涯に辿った様々な技法を堪能できます。ああ、ここで暮らしたい(笑)。

シーレの絵も充実していたのですが、私はクリムトに気持ちがいっちゃってたので、ほとんど急ぎ足で通過しちゃいました。(だ)はもっとしっかり見たかっただろうに、申し訳なかったわ。

そうそう、企画展として「Max Oppenheimer - Mahler and the Music」が開催されていました。2010年はマーラーの生誕150年だったんですよね(そして今年が没後100年)。なのでウィーンはマーラー関係のイベントが多くなっていると思うのですが、このオーストリア・ギャラリーの企画展は、マーラーがウィーンフィルを指揮する様子を描写したマックス・オッペンハイマーの絵画をメインテーマにしています。

彼の画風は上記URLか彼の名前で画像検索するとイロイロ出てきます。私が全然知らなかっただけかと思いますが、なかなかユニークな画風の方ですよね。彼の描いたトーマス・マンやエゴン・シーレの肖像画には目が釘付けでした。シーレがオッペンハイマーを描いた肖像画も飾られていたかしら?(記憶がない…)シーレが書いた絵が一目でそれと分かるのと同じに、シーレの肖像画は誰が書いてもシーレそのものだ、と(だ)と顔を見合わせて笑ってしまいました。

一通りの絵を鑑賞してから、建物の南側へ回って再度撮影タイム。



そういえば、帰国してからベルヴェデーレ宮殿のwikiを見て初めて知った衝撃の事実。日本食研にはベルヴェデーレ宮殿を模したKO宮殿工場ってのがあるらしいですね!激しく行ってみたいです~(笑)。


BELVEDERE
Upper Belvedere
Prinz Eugen-Str. 27, 1030 Vienna


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