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2011/01/03

パリ/ウィーン旅行20

Day 6 #3

足が痛いとか言いながら西駅から2キロ弱(笑)、次の目的地であるミュージアムクォーターまで辿りついてしまいました。次の予定はミュージアムクォーター内のレオポルトミュージアムでクリムトとシーレを見るコトなのですが、ここまで来たならばとレオポルトミュージアム内のカフェでお茶する事にしました。



まずはチケットを買って美術館に入場。ウィーンの(少なくとも私たちが訪れた)美術館では手荷物チェックはありませんでした。カフェには美術館の中外からアクセスできるようで、美術館とカフェの境目のところにチケットチェックのゲートがありました。チケットのバーコードを読み込ませてゲートを通り、入店しますよ。

さー、ではお茶にしましょう~。飲み物はメランジェ(コーヒーと泡立てた暖かいミルクを半々に入れたもの)。ケーキは(だ)がアプフェルシュトゥルーデル(シナモン風味の煮りんごをパイ皮で包んで焼いたもの)、私がトプフェンシュトゥルーデル(カッテージチーズをパイ皮で包んで焼いたもの)。やっとケーキだ♪


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ご覧の通り…こ、れ、が!凄かったです~。ケーキが暖かいカスタードソースの海に埋没しています。美味かったよ、美味かったけども、チーズの風味はどこ?って感じだった(笑)。パイ自体は楽勝サイズだし(笑)カスタードも甘過ぎなくて美味しいんだけど、カスタードの量が多すぎる。最後の方はこっそりお皿を交換してカスタード好きの(だ)に食べてもらいました。


Cafe Leopold
Museumsplatz 1, 1070 Wien


糖分でパワーが出たところで、レオポルトミュージアムを攻略しましょう~。ここはシーレの世界最大級のコレクションで有名なのですが、もちろんクリムトも何点かあるしココシュカもいました。私の今回のウィーンのテーマはクリムトなのです。シェーンブルン宮殿を端折っても、クリムトは見られるだけ見たい。

最上階がWIEN1900というクリムトやシーレが活躍した時代のコレクションで、彼らの絵だけでなく、ウィーン分離派の工芸品や当時の街並みの様子なども展示されておりました。残念ながら貸し出し中のものも何点かありましたが、お目当ての「生と死」がいてくれてよかったです~。



クリムト「死と生 Tod und Leben」


他にも、「The Blind Man」や「Portrait of an Old Man」、小さなサイズの少女の肖像画などがありまして、その表現力には眼を見張るばかりでした。常設されているからか、本当にゆったりと、独り占めで堪能できました。いやー、それにしても「死と生」。離れがたい…。

シーレも、有名な「ほおずきの実のある自画像」、そしてその隣りには今年ようやくウィーンに戻ってきた「ワリーの肖像 Portrait of Wally」も(この絵が戻って来た時のニュース記事)。シーレといえば肖像画の印象が強かったけど、家々の風景画もすごい描き込みでした…。こちらもお留守の作品が何点かあって、シーレが自分とクリムトを描いた「隠者たち」が見られなかったのは残念なり。


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左:シーレ「ほおずきの実のある自画像 Self Portrait with Chinese Lanterns」
右:シーレ「座る男の座像 Seated male nude (self portrait)」


セセッション、つまり分離派によるユーゲントシュティール(アールヌーヴォー)の工芸品も素敵でした~。ポスターなんかもまとめて展示した部屋があって、このフロアは本当に大好きなものばかりで…幸せでございましたよ。レオポルト・ミュージアムのサイト内にある、プレス向けの画像から、どーぞ。
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http://www.leopoldmuseum.org/pressebilder/wien/09.jpg


レオポルトミュージアムを有するミュージアム・クォーターは、ウィーンの中心部である旧市街を囲むリンクのすぐ外側にあるのですが、当時の街の様子を展示したスペースから窓の外を見ると、その街の現在が見渡せました。よい展示ですね。


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手前の赤い屋根はミュージアムクォーターの建物、一番大きく見える歴史的な建物がウィーンが世界に誇る美術史美術館、そしてその横に見える遠くの建物たちが王宮エリア、ですよね。


だいぶへろへろになりつつ、他のフロアの展示(オーストリア出身の芸術家の作品が多かった)も見て地上階へ。こちらでは「CEZANNE - PICASSO - GIACOMETTI」展。クリムトやシーレの作品が貸し出されている先である、バーゼルのバイエラー財団(ここで「Vienna: 1900, Klimt, Schiele and their Times」という美術展を開催中)から、かわりに貸し出されている企画展でした。この企画展のコトまでは知らなかったのだけど、これも充実。ここでモネやドガ、ゴッホにマティス、クレーにまで会えるとは思いもしなかったもんね。

このバイエラー美術館も、すごーく良さそうなところです。レンゾ・ピアノの建築に後期印象派から現代アートまで…魅力的ですね。スイスねー、行くチャンスがあるといいなぁ。


しかし、流石に疲れました…。この日は木曜日で美術館は夜間開館しているところが多く、できれば後1カ所くらい回りたかったのだけど、もう全然無理(笑)。おとなしく一旦部屋に戻りましょう~。


Leopold Museum
Museumsplatz 1, 1070 Vienna

実は1つ失敗をしでかしました。レオポルトミュージアム(と、この翌日に訪れたウィーンミュージアム)は、オーストリア航空の搭乗券の半券で入場料が半額になったのよ…。すっかり失念していて、気がついたのは帰りの飛行機で機内誌に書いてあったその情報を見た時。おばかさんだわ。

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