FC2ブログ
2010/08/12

神様ったら。

最近の半身浴のお供は「ギリシア神話の名画はなぜこんなに面白いのか」(著 井出洋一郎)でした。ギリシア神話本の入門編みたいのが読みたいなーと思って選んだのですが、絵画鑑賞の手引きにもなって、よい導入ではありました。

引用された図版が小さい(文庫だしねー)のがちょっと残念ではあるけど、ちゃんとカラーで見られるのは嬉しい。神々を1人ずつ取り上げて簡単に説明があり、絵画や彫刻でどのように描かれたかが提示され、最後に先生と生徒によるざっくばらんな問答形式で補足があり。アトリビュートについても触れられているので、その辺を覚えておくと美術鑑賞の理解が深くなりそうです。

ただ、ギリシア神話についてはさらっと説明がある程度なので、私の脳みそだと人物相関図が立体的になりにくかった(巻末に相関図があるけれど)。ので、こちらについては「読み物」としてのギリシア神話に取りかかるべきかなーという気がする。阿刀田高さんの著書あたりがよいのでしょうかねー。それとも子供向けとか。

そうそう、「オルセー美術館 ポスト印象派展」で釘付けになったギュスターヴ・モローの「オルフェウス」も、もちろん取り上げられていました(彼のアトリビュートは竪琴)。分かってはいたけど、ギリシア神話は本当に様々な芸術に取り上げられる素材だと再認識。読んでいて「あれ、そのお話って、あのバレエ(やオペラ)に似てるけど...あ、やっぱりそうだったのか!」がとても多かった。

次は同じ著者による「聖書の名画はなぜこんなに面白いのか」を読もうと思います。文庫でお手頃なのが助かるわん。


同じようなテーマを扱った書籍で千足伸行さんの「すぐわかるギリシア・ローマ神話の絵画」「すぐわかる キリスト教絵画の見かた」(他にもいくつかシリーズ化されたものが)あるのですが、これも機会があれば...

コメント

非公開コメント