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2009/08/12

歩いて歩いて、見て見て歩く

さて、本日は体調も無事戻って雀坊堂のお供です。弥生美術館は初めて訪れましたが、こう、何というか...独自の視点で所蔵や展示を行っているところですね。明治時代くらいからの、少年少女雑誌などの挿絵画家の作品がメインテーマの様子。

中でも高畠華宵は3,000点のコレクションがあるとか。私、この方のお名前と絵は初めて見ました。今の期間は3階のスペースに和装の風俗画を中心にごく一部が展示されているだけですが、西洋の衣装を紹介する絵はオーブリー・ビアズリーやジョルジュ・バルビエを思わせて、そちらの方が好み。西洋ものをもっと見てみたいと思いました。

高畠華宵 (らんぷの本)
↑ こんな絵をお描きになる方です。

と思ったら、受付脇のミュージアムショップにはもっとピアズリーやバルビエの雰囲気をまとった絵のポストカードが。買わなかったので描いた方のお名前を失念してしまったけど(高畠華宵ではなかったハズ)、3ヶ月ごとに企画/常設ともに掛け替えをしているそうなので、また見に行けたら新たな発見がありそうです。

併設の竹久夢二美術館は、生誕125年の展示。美人画ももちろんよいのですが、装幀やポスター、テキスタイルなどのデザインがすばらしく、目にするたびに唸ってしまいます。10月からは「夢二装幀事始」という展示がかかるそうで、これにも興味津々。


そこから上野までひたすら歩き、国立博物館へ。「伊勢神宮と神々の美術」展がお目当てだったのですが、同時開催の「染付」特別展にも吸い寄せられました。「伊勢神宮...」のほうは、特に「今に伝える神宝」ゾーンがたまりませんでした。昭和に入ってからの式年遷宮に用意された神宝の様々が展示されておりまして、織られた文様はシンプルを突き詰めるとポップになる、感じ。漆のモチーフもそこかしこでリピートされていました。一番気に入ったのは「鵄尾御琴 附 琴柱、琴軋、錦袋」。そりゃあもう美しくて、ずーっと眺めていたい程でした。

「染付」では「朝鮮の染付」ゾーンが好きでした。モダンだったり余白の美を愛でていたり、今の日本に、この美意識が影響しているのねーと思いましたです。伊万里染付大皿コレクションも圧巻だったし、元時代からの景徳鎮窯やベトナム染付などなど、とにかくボリュームがあってとても面白かったです。

こちらの体力が間に合わず最後の方はかなり飛ばしぎみに見ましたが、大満足。早めの夕飯にビールとお寿司、ってところまでは完璧だったのですが、帰りの電車が混みすぎ。一気に疲労メーター振り切れました。
たぶん明日は、2人とも抜け殻です。

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