2013/05/31

村内美術館

八王子の村内家具(今は村内ファニチャーアクセスというらしい)は、生まれてこのかた多摩エリアに生息する私としては子供の頃から馴染みのあるところです。結婚の為の家具も大きなものはここで買いましたしね。

で、この家具屋さんの中に、バルビゾン派のよい作品が揃う村内美術館があります。会長さんが蒐集したコレクションを展示する、いわゆる企業美術館ですね。家具を見に来る時には用事を済ますだけで疲れ切るので、今まで美術館に寄ったことはありませんでした。(絵画鑑賞自体、そんなに熱心じゃなかったし)

しかし、とうとう村内美術館のサイトに「休館と展示リニューアルのお知らせ」(常設の「ミレー、コロー、クールベとバルビゾン派」は6/25で展示終了)が出てしまったので、今週月曜日に、休暇をとった雀さんと共に行ってきました。


「とうとう」と書いたのは、今年クールベの「フラジェの樫の木」という名品がオルナンのクールベ美術館に売却された際に読んだ記事(仏語じゃなく英語で読んだ気がするのだけど…その記事が見当たらず今一字一句は確認できないのですが)に「Mr.ムラウチは所有するコレクション一括での売却先を探しているが」という文章があったから、そういう方向で動いているのね…とショックを受けつつ覚悟はしていた訳ですけども。

クールベ美術館はコレクション一括ではなく「フラジェの樫の木」1枚だけを買う事ができたのですが、美術館の資金ではまかなえずにクラウドファンディングで資金を調達したという話だったような記憶があります。その記事を見て、今の時代にムラウチのコレクション一括で買えるだけの資金があるところは存在するのかしら、、と思っていました。でも、いよいよどこか買い手がついたってことですよね…。どちらに売却されたのかは、いずれ分かったりするのかしら?


てことでまったく遅ればせながら、今頃初鑑賞。その遅さを悔いる、すばらしきコレクションでした。バルビゾン派、初めてよいと思いましたもの。それとは別に、ここのところコローが凄く好きなので、ココにこんなにいたのか!と密かに興奮も。「少年と山羊」や「夜明け」「小さな水門のある草原」……生い茂る緑と後ろにひらける空、そして牧歌的とも言える人々の佇まい。離れがたかったです。

そしてクールベは私にとって「凄いとは思うけどー」の人だったのですが、「田園の恋人たち(ジュスティーヌとギュスターヴ)」には心掴まれました。寄り添って歩く恋人たちの後ろ姿。全体に暗いトーンで描かれているのに、衣擦れの音や地面を踏みしめる音が聞こえてくるようだし、2人の体温でこちらの顔がほてりそうな気がするほどでした。若いクールベの熱情がそのまま封じ込められているようで、しばらく釘付けに。

知らなかったところで印象的だったのはナルシス・ヴィルジル・ディアズ・ド・ラ・ペニャ(長い!)。美人さん絵。ブグローの肖像画も素晴らしい。印象派の部屋にはファンタン=ラトゥールも。私の好きな神話絵と花の絵、あと静物画があったかな。エコール・ド・パリもキスリングとかビュッフェとか。現代フランスまでみっちりあって、予想以上に鑑賞に時間がかかってしまいました。


なにより絵画の状態が極上で感心しましたし、蒐集家の趣味の良さも伝わるよいコレクションでした。えええ、これ日本からいなくなっちゃうのかなぁ、、、美術館のサイトには、バルビゾン派と印象派の部屋、両方とも6/25までと記載がありますので、最後の方に展示されていたものだけは残るのかもしれません。資金調達が目的の売却なら、日本の美術館で買えるところはないだろうし…残念です。(なお、美術館はその後7/11よりリニューアルし、家具屋ならではの美術館として世界の家具を展示、また日本の現代画家とヨーロッパの近現代画家の共演をお楽しみいただけます、との事)

鑑賞後、記念にと普段は買わないその美術館の所蔵名品集的なものを購入。これを見ると「ああ、これも所蔵していたのね(でも…)」と切なくもなりますが。マネの「芍薬の花束」なんてすんばらしい絵があったのね、シャガールもあったのね。。。とか。

6/25までに、またぜひとも足を運ぼうと決意。公共交通機関ですと、八王子駅北口より無料送迎バスが出ていますので、ご興味の方はぜひぜひ。水曜日がお休みです。月曜日以外でしたら、東京富士美術館とセットもよいですよ。


村内美術館
〒192-8551 東京都八王子市左入町787
村内ファニチャーアクセス3階
電話 : 042-691-6301
開館時間 : 10:30-17:30(入館締切 17:00)

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2013/05/17

データ移行した〜

MacBook Pro Retina購入から早一週間。重い腰を上げてよーやく何とかセットアップ(ほぼ)完了。買い替えの度に「前回より楽に移行が完了する」と感じるのですが、今回は特に驚きと感激を持ってそう感じました。その大きな理由は2つ。1つは新マシンの速度がめちゃくちゃ速くなっている事。そしてもう1つは、CDやDVDよりwebダウンロード(あるいはMac App Store経由)でインストールソフトが多い事。

早さの理由はやっぱりSSDでしょうかねぇ。でもそれだけじゃなくて、インストールCDなんかを読み込む時間もすごく早くなってました。

移行全体としての時間はそれなりに掛かって、ほぼ丸1日。中でも無線ネットワーク経由のデータ移行に15時間!掛かりました。まぁ、マシンが勝手にやってくれるので私は寝てましたけども。有線ならもっと早かったのでしょうけど、Thunderboltのアダプタを準備していなかったので。ま、仕方ないですね。


アプリケーションだけは手動インストールでしたが、昔ほどソフトもたくさん使いませんしね。上にも書いた通りAppStoreやwebダウンロードで大半は済んでしまって、CD/DVDからインストールしたのって3,4本だったかも。

中には現OSで使えないものもあったけれど、代替ソフトや最新版を準備すればよさそうです。まだあまり深いところまでチェックしてないので抜けもあるでしょうけど、日常使う環境はだいたい整ったかな、というところ。

OSも1つ上がっているのですが(LionさんからMountain Lionさんへ)、そっちの実感はまだこれから、ですかね。「何だコレ」ってクリックしたら通知センターだった、とか。Reina Displayは流石に綺麗ですわ…。そういえばさっきiPhotoを起動したら「サムネイルをRetina対応に置き換えます」みたいなアラートが出てきましたっけ(笑)。いやー、retina対応って言っても写っているのが私と雀さんじゃあねぇ、と苦笑しましたですよ。

1週間くらいは旧マシンと見比べつつ使って、軌道に乗ったら旧ちゃんを綺麗にしてあげようと思います。

2013/05/14

MacBook Pro Retina 15

あっという間に5月も半ば、ですねぇ。前回更新から1ヶ月経過で広告が出てしまったので、慌てて更新の巻、です。


先週、新しいmacを買いました。MacBook Pro Retina 15インチ。今使っているMacBook Proはどうにもこうにもメモリが足りないようで、特に最近は様々な作業に支障が出ていました。てことで、4年使ったからいいよね!とポチり。

家人の勤務先にコーポレートディスカウントがあったハズ、と連休あけに確認してもらったら、もう提携やめちゃったんですって(笑)。提携している間には1度も恩恵にあずかれなくて残念でしたわ。以前1度確認してもらった時には本体の価格はあまり下がらないけど、アップルケアなんかは割と恩恵があるようだったのに。でもまぁ仕方無いっすね。

てことでプロパーで。BTOはフルメモリだけにしてポチっとしたら、在庫があったようで翌日には届いてしまいました。箱のラベルをみたら、製造日が4/3だった(気がする)。まぁ、そろそろ次機種を見据えて買い控えがあっても仕方無い時期ではあるんですよね。私はどれだけ予想して「今!」と購入しても、すぐに次機種が発表されるという経験が毎度の事なので、もう今回は「欲しい時が買い時」の念仏を発動しました(笑)。


しかし動作早いよねー。薄いよねー軽いよねー!感心しましたです。薄いマシンってこんなに綺麗なんだとうっとり(笑)。光学ドライブ非搭載+SSDは想像以上の威力でした。Retinaも綺麗だと思うけど、これは実際に作業しはじめて実感するのかな、と。

ええ、つまりまだ買って開梱して1度起動して愛でただけ(笑)。移行作業はこれからでございます。今まで使ってたマシンも故障した訳ではないのでね…でも今週中には移行作業を終えたいです。


光学ドライブについては、今まで使っていたマシンの光学ドライブが今2度目の故障中、、という事態な事もあり、内蔵不要だと思っております。マシンを持ち歩く事もないし、外付で十分。

むしろ、光学ドライブの故障とそれに付随するアレコレの方が圧倒的に面倒だと感じてしまいます。内蔵ドライブの故障は、持込→修理預けで数日から1週間、プラス部品+作業料。アップルさんのお仕事は早いけど、それでも外付けドライブなら買い替えで済むもんね。AppleのSuperDriveでも6.8Kだもん。


それにしても2月からこっち、ちっとも美術館通いができていません。そうこうしてるうちにルーベンスは巡回に出ちゃったし、ミュシャもちょっと難しそうだ。宇都宮のクリムトもちと厳しい…。都内だけでも見たいものがたくさんたまっているので、そろそろ大急ぎでハシゴしながらまわらないと、、って感じです。ひーん。

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