2013/02/26

薫り華やぐ

前回のブログ更新後に母が入院して退院しました(だいぶいろいろ端折っておりますw)。元々予定していたものだったし、この入院で一応の問題は解決したと思われる(でないと困るわ〜)のでご心配には及びませんですよ。

入院前は母も割と簡単に考えていて「数日に一回来てくれればいいわ」って感じだったのですが、実際はそういう訳にもいかずにほぼ毎日通いました。毎回の滞在時間はそう長くもないものの(でも1時間くらいはあっという間)、階下の家事の分も多少は負担が増えて、精神的にも肉体的にもそれなりに疲弊しておりました。でも母の状況を思えば私の疲れなど、とぐっとお腹の底に力を入れて。もちろん夫の人のサポートがあったからこそです。心から感謝しています。

母が退院してようやく私も爆睡できまして、身も心も健やか〜な感じに戻りました。まだしばらく手助けせねばならない事もありますが、それでも少しずつ日常に戻っていく事でしょう。快方へ向かってくれる母の気力体力にも敬服しつつ、私ももう少しがんばらないと、と反省ちう。

雀さんもこの期間はお仕事大忙しで出張が二回入ってたし、家で夕飯食べる日はほとんどなし。彼のお仕事も少し落ち着くとよいのですけどねぇ…。


近況は、そんなところでしょうかねー。
あ、そうだ。週末に限定販売が始まった「薫り華やぐヱビス」を買ってきました。ジョエル・ロブションの名前が入っているのは『ジョエル・ロブションがその味を認めた』って事らしいんですが(笑)、名前の通り華やかなのどごしのビールでした。

で、さすが限定醸造、高いなーと思いながらカゴに入れたんですけど、帰宅したら普段買う350mlx6本パックではなく500mlx6本パックを買ってました(笑)。そりゃ高いわ。

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2013/02/11

かちっ

3連休、いかがお過ごしでしたか。
我が家は10年乗った車をいよいよ買い替えましょうかね、という事になりディーラーさんに行ってきました。候補はほぼ絞っていたものの、即決はしないでおきましょうねっていう事前打ち合わせをしていたのに、試乗したらめちゃくちゃよかった(笑)。我が家で乗ってる車の後継車なのですが10年でこんなに進化しちゃうんだ、と。夫がもの凄く気に入ってしまったのはよく分かったし(笑)私も凄くバランスのよい車で乗ってて(助手席だがな!)楽しいなーと気に入ってしまいました。

これはもう価格次第だねーと担当営業さんが見積作ってくれてる間に再度作戦会議。ターゲット価格を決めて、それに全く届きそうになかったら持ち帰りで再検討、何とかなりそうなら「下げてくれたら即決」と押してみる事に。結果、注文書に名前書いて帰ってきましたよ。


この一週間は、都市ガスの点検から始まって、食洗機の修理(買い替えずに済んで一安心だけど、そろそろ買い替え時期なのは間違いないようで)、キッチン水栓の交換…と自宅に業者が立て続けに入る日々でございました。

都市ガスの人はともかくとして、食洗機の修理の人とキッチン水栓交換の人はいろんな意味で対照的で、適性とかコスト感覚とか下請けとか研修とか、、いろんな事を考えましたです。

前者はハウスメーカー系のメンテ部門の会社の人なので、全ての作業がマニュアル化されている印象。接客態度にしても、ネジ1つの扱いにしても。会社支給の作業服はもちろん清潔だし。到着から2時間ずーっと作業を見てたけど(「お好きなんですか?」とか聞かれちゃったよw ええ、嫌いじゃありませんわ)、ホントこれって適性がないと出来ない仕事だなーと感心。作業費が10K以上かかったけど、それも納得できるだけのお仕事だったしね。


キッチン水栓はシャワーホースの劣化による水漏れ&交換が過去2回あって、今回もシャワーホース劣化がきっかけの買い替え。いい加減ウンザリなので、別メーカーのシャワーホースなしのを取り付ける事にしました。

でも、こういうのってどこに頼んだらいいのかなーって思うよね…。ホームセンターに見に行ったりもしたんだけど、実際作業に来る業者さんまでは選べない訳じゃない?(選べたとしても選びようがないし)で、結局は楽天で取り付け作業もお願いできるところに注文。商品自体も安かったし。

取り付けに来たのは、いかにも個人で独立して下請けやってますって感じの若手の職人さん。人なつこくていいんだけど、手が泥だらけだった(ひー!)。直前に食洗機交換した人のシステマティックな作業を見てたから、余計にフリーダムな感じの作業に自然と笑えてくるという。仕事はきっちりしてたし、家を傷つけるような事はなかったからいいんだけど、コストの差ってこういう所に出るのかなーと思ったのでした(ま、性格も大きいだろうとは思うのだが)。水栓工事のおにーさん、搾取されてないといいなぁ…。

近い将来、たぶん食洗機交換の時も「どこに頼もう…」と途方に暮れることでしょうね。こういう業者さん選びって、もう少し分かりやすいといいのにな。


そんな「コスト削減のしわ寄せはどこにいくのか」を考えた週末に、思い切り車を値切った自分を「なんだかなー」と思ってはおりますですよ(しゅん)。でもさ、車も定価はタテマエ的で、値引き販売が当たり前になっておりますよね。このシステムもなかなか、、、と思いますけれど。

と、クリムト展の感想が進まず悶々としつつ。

2013/02/07

「エル・グレコ展」東京都美術館

■「エル・グレコ展
2013/01/19-2013/04/07 東京都美術館

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閉館まで1時間を切った慌ただしさになってしまいましたが、鑑賞してきました。遅すぎて音声ガイドの貸し出しも終わっていたという(笑)。うーん、さすがにちょっとせわしなかったか…と思うものの、割と独り占め状態で見られたのはよかったです。人気展は訪問のタイミングに悩むよね。

流石に本展のハイライトである「無現在のお宿り」の前は人が多かったですけど、それでも10人もいなかった。3.47メートルもある大きな絵ですから、大勢でもストレスなく見られるのはよいですよね。お勧めの「しゃがんで下から見上げる」のは順番待ちっぽくなってましたけど。

構成は以下の通り。
1-1. 肖像画家エル・グレコ
1-2. 肖像画としての聖人像
1-3. 見えるものと見えないもの
2. クレタからイタリア、そしてスペインへ
3. トレドでの宗教画:説話と祈り
4. 近代芸術家エル・グレコの祭壇画:画家、建築家として


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2013/02/06

京都二展

ヤマザキマザックを出てから京都へ移動して以下2つをハシゴしました。語るべき言葉を持ち合わせておりませぬが、ごくごく簡単にメモ。


■「開館15周年記念特別展I 江戸絵画の至宝 - 琳派と若冲 -
2013/01/03-2013/03/10 細見美術館

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クリムト展とセットで見ると面白そうだなーという事で京都へ。
主な目当ては琳派だったのですが、若冲に心奪われて帰ってきました。なんですがあの筆使いの大胆さ。描かれた動物たちの愛嬌にも射貫かれました。はー、今までブームにそっぽ向いてて申し訳ありません。「雪中雄鶏図」も本当に見事なものですが、水墨画の数々は、その筆致がより明らかで惹かれずにはいられませんね…いやびっくりした。「鼠婚礼図」「海老図」「朱達磨図」「子犬に箒図」などなど、一目で気に入ったものばかりでした。

琳派の展示も素敵でした。鈴木其一が好きかなー私。日本画も少しずつ自分の好みを広げていけたら楽しそうです。はい。


■「須田国太郎展 - 没後50年に顧みる
2012/12/01 - 2013/02/03 京都市美術館

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時間が余ったので、細見美術館から近い京都市美へ。全く何も知識もないまま須田国太郎展を見てきました。京都で美学美術史を学んだ後に関西美術院でデッサンを学びスペインへ留学、帰国後は日本独自の油画を創造しようと研鑚された方との事。スペインへ渡って以降の絵は、例えそれが京都の街や港町を描いたものでも、どこかスペインの強烈な日差しに焼かれたかのような乾いた印象を受けたのを面白く感じました。好きだったのは第5章にあった動物や花の描かれた絵たち。特に鳥類がよかった。別に若冲で「鳥モード」のスイッチが入った訳ではないと思うのだけど。

最初の方の展示室に難点があって、壁につくりつけのガラスケース越し(しかも額にもガラスつき)だと絵がすごく遠い上に映り込みがスゴイ事に。これでは満足に鑑賞することは難しいのでは…。

2013/02/05

ヤマザキマザック美術館コレクション展

ボストン美の次に向かったのは愛知県美なのですが、これはちょっと感想まとめるの大変そうなので後回し。


ヤマザキマザック美術館コレクション展
2012/09/01-2013/04/19 ヤマザキマザック美術館

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印象的なエントランスを帰り際にぱちり。


今回ようやくスケジュールがあって念願の訪問。ヤマザキマザックの創業者が蒐集した素晴らしいコレクションは予想を遥かに上回っておりました。展示スペースの調度品にも気を配ってあって、ゆったりと豪華な気分で鑑賞できます。絵画は5階にあって18世紀から20世紀のフランス美術、4階ではこれでもかと並んだアールヌーヴォーの家具やガラス。絵画にはガラスやアクリルのカバーもなく、直に画家の筆致を楽しませていただく事ができますし、オーディオガイドは無料。至福の時でした。

クリムトの後に見たのがまたよかったんだよねー。特に家具に繋がりがあって。


絵画での収穫は花の絵2枚。まずはキース・ヴァン・ドンゲンの「花」。かなり大きなサイズの絵で白のカラーと白からブルー、パープルの紫陽花などが生けられた様子を描いたもの。背景もブルーで吸い込まれるようなのだけど、実際に目の前に立つと、その力強い筆致とこんもり盛られた絵の具に圧倒されてしまします。いやー好きだわーっとにんまりして、ふと「もしかして私、どれだけ絵の具がこんもり盛られてるかで好き嫌い判断したりして…ないよね?」と思ったり(笑)。(ヴラマンクも、絵の具ガンガン盛ってパレットナイフでぐいっ、みたいな絵が好きなので、笑えないかも…)

もう1枚はモイーズ・キスリング「ミモザとヒヤシンス」。生気に溢れた絵でした。キスリングの人物画はぬめっとした体温のない感じがおもしろいとは思っていたけど、花の絵はこんなに生命力に溢れているのか!とびっくり。描いた時代にもよるのでしょうか、、熱心に見たいと思った事はなかったけど、がぜん興味がわいてきました。(そして検索すると、興味を持った画家はみんな近年美術展が開催済みだったりするんですよね…自分の「遅さ」を痛感する時。)


ロココではなんと言ってもフランソワ・ブーシェの「アウロラとケファロス」。ブーシェの描くクピドたちのちょっと意地の悪そうな表情がたまらなく好きな私は、この絵のクピドたちも変わらぬその表情ににっこり。いいなー。

ドニさんは2枚ありました。「聖母月-あるいは春の風景の中の聖母」は白い花が咲き誇る中を白いドレスとヴェールを付けた聖母月のお祭りに女性達が集う絵。その中で背中を向けた3人の少女たちの腰に結ばれた青いリボンがアクセントに。黒を使わないドニさんの絵でも殊更に柔らかい印象の絵。もう1枚の「エウリュディケ」は冥界、、、とも思えぬ南国の楽園らしき場所。オルフェオとエウリュディケなの?という男女が何カ所かに描かれているのだけど、知ったエピソードに匹敵するポーズとも思えず…不思議な気持ちで見つめておりました。そう…西洋美術館所蔵の「水浴」の世界が、この絵の向こうに見える海に展開していても不思議じゃない…そんな海。


4階の家具はですねー、ホントに素敵すぎて汗かきました。部屋にあるように展示する為に小部屋がいくつか作られているのだけど、ポール・アレクサンドル・デュマの食堂用家具の一揃え、ルイ・マジョレルの食堂や寝室のしつらえ、ガレの家具の繊細な細工…アールヌーヴォーの家具を見る機会は少なくはないけれど、ここまで徹底しているのはスゴイ。

こんな素敵スペースで毎日午後2時からオルゴールコンサートがあるそうで…今度行くなら午後!と心に決めましたです。はい。


そして最後のスペースにガレだのドームだのティファニーだののガラスが部屋いっぱいに飾られていて目が更に輝く、と。ここのガラス展示は美しいものしかないのが素晴らしい。つか、4階5階とも美しいものしかおいてない。ヤマザキマザック創業者(美術館初代館長)サマは優れた美意識をお持ちだったのですね。ガラス展示は手法などの解説も過不足なくて、大変楽しめました。

ああでも、どの展示も好きすぎて時間配分体力配分がすごく難しいわ〜。コレクション展にも何度も訪れたいし、企画が掛かったときにもおじゃましたい、と心から思います。堪能。

2013/02/04

「ドラマチック大陸―風景画でたどるアメリカ」名古屋ボストン美術館

むーん、まとめを書く時間が取れぬままに記憶が薄れていきそうなので、先月の遠征で見た美術展について簡単なメモ程度の更新を少し続けてみたいと思います。


■「ドラマチック大陸―風景画でたどるアメリカ」展
2013/01/12-2013/05/06 名古屋ボストン美術館

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元々予定してなかったのですが、時間に余裕があったので(スミマセン…)。
エリア別に分けられた構成で作家も年代もバラバラだったのですが、特徴的なランドマークであるナイアガラの滝、グランドキャニオン、ヨセミテ渓谷というコーナーではとても効果的な展示だったと思います。

印象に残っているのはジョージ・イネス「ブルー・ナイアガラ」と吉田博の木版画による「アメリカシリーズ」から「ナイアガラ瀑布」。同じ被写体でありながら対照的な作品でしたが、並べて見る事でそれぞれの良さを感じられました。吉田博「アメリカシリーズ」からは「グランドキャニオン」も出ています。

吉田博さんの版画はとても気に入ってしまい、画集が欲しい!と探してみたのですが…なかなかのお値段ですね。いやでも欲しい…。

吉田博 全木版画集


アンセル・アダムスとエドワード・ウェストンがそれぞれに撮影したヨセミテ渓谷のモノクローム写真群もまた強い印象に残りました。アダムスがウェストンを案内して歩いたそうですが、2人のアプローチの違いが興味深く。

風景画も物語が感じられるとより身近…という点から印象に残ったのはウィリアム・タイリー・ラニー「カモを狩る人」。猟師、船を漕ぐ人、そして猟犬までもが獲物を見つめて姿勢を低くして息を潜めている様ににっこり。

昨年見たメトロポリタン美術館展で印象に残っていたハドソンリバー派のトマス・コールの絵もありました。「キャッツキル山地を流れる川」は、蒸気機関車を描いた油画としてはアメリカで最初のものと考えられているそう。1845年の絵です。


同時開催の「すくいとられたカタチ」展は時間の都合で残念ながらほとんど素通り…。でもみなさん凄く楽しそうにご覧になっていましたよ。たぶん、このスペースが一番人口密度高かった(笑)。さっと見た中ではバーバラ・ガルッチさんのが好きでしたわ。


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