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2012/10/15

「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展

会期ギリギリだったドビュッシー展に反省して(笑)、国立新美術館で始まったばかりの「リヒテンシュタイン 華麗なる公爵家の秘宝」展に行ってきました。時間帯としては午後3時過ぎくらいだったかな。入ってくる人が途切れる事はないけど、バロック・サロンを抜けた後は空いている絵を探してじっくり鑑賞可能でした。

リヒテンシュタインの美術館はウィーン郊外にあるのですが、2010年にウィーンを訪れた時には「見たいけど時間が取れそうにないなぁ」と諦めたところなのです(この時はクリムトすら全部は回れなかった)。2011年末で一般入場は終了してしまって、団体の申し込みがあった時とか何か特別なイベントの時しか入れなくなってしまったのだそうです…。とても残念に思っていたので、そのごくごく一部とはいえコレクションが見られる!と楽しみにしていたのです。


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構成は以下の通り。

エントランス
バロック・サロン
リヒテンシュタイン侯爵家
名画ギャラリー
- ルネサンス
- イタリア・バロック
- ルーベンス
クンストカンマー:美と技の部屋
名画ギャラリー
- 17世紀フランドル
- 17世紀オランダ
- 18世紀 - 新古典主義の芽生え
- ビーダーマイヤー


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2012/10/13

先週は。

火曜日から2泊3日で東海・関西方面へ行ってきました。元々はオットの人が「2泊3日で大阪出張だから」って話だったので「じゃあ、私もちょっと遊びに行ってきていいかな?」と立てた計画だったのですが、蓋を開けてみたらオットの人は結局一泊で切り上げて戻る事になり、「妻、遊びほうける」の図になってしまったのでした。でも、オットの人は私の留守は何気にテンションあがるらしく1人を満喫したようでしたから、結果的にはこれでよかったのかも。と思う事にしましょう。


しかし今回ホントに驚いたのが、出張のダンナと遊びに行く私、お互い相手が何時の新幹線かも知らずに別々に手配したにも関わらず、乗ってみたら同じ車両の同じ列に座っていたという(笑)。気付いた時は笑ってしまいました。「悪い事はできないねー」と驚きあいましたです。

大阪まで行くダンナを残して私は名古屋で下車し、観光一切抜きの美術展ハシゴツアーを開始しました。帰宅後にこれこれこういうルートでどこに行ったって話をダンナに逐一報告したら「乗り鉄みたいだね」と。確かに。観光一切抜きで目的のみに邁進する旅。初めて訪れる土地ではないって理由もあるけれど、観光は連れがいるときにまた改めて。


私のツアーは、東京で既に開催していた(そして見逃した)ものを追い掛けたのがほとんどでしたが、それでも行ってよかったです。特に三重県美で見た「Katagami Style」は伊勢型紙のお膝元で見たのもよかったかも。会期中展示替えがあったので見られなかったものもあるし、三重では展示されなかったものもあるのですが、ここはホントに時間が足りなかった(一番しっかり見たい今回のハイライトだったので、時間も長めに取ったのだけど…)。好き過ぎて悶えました。

短期間に集中して多くの作品を見ると筋トレみたいに(笑)美術脳が鍛えられる実感がある一方で、オーバーフローもあるので難しいところではあるけど。東海や関西は美術展も多いので効率よく予定が組めるのはいいんですけどねー。しかし今後は、東京近郊開催の気になる展示は会期始めのうちに行こう、と思いました。遠征も楽しいけど、できたら次は東京で見られないものを見にいきたい。

絵画や彫刻の感想は難しいけれど、何かしら残そうと思います。もう少し時間がかかるかな。(遠征の前に見た分もまだ残ってる)


お土産は551蓬莱の豚まんと赤福と、西利の千枚漬。西利の千枚漬は地元百貨店でも買えるということを今知ったのですが、試食させてもらったら美味しかったので。漬け物好きの雀さんが一口食べて「美味い。美味い。…うまいっ!」と3回言いましたよ(笑)。

2012/10/08

「ドビュッシー、音楽と美術 印象派と象徴派のあいだで」

ブリヂストン美術館で10月14日(日)まで開催中の「ドビュッシー、音楽と美術 印象派と象徴派のあいだで」展に行ってきました。この展覧会、会期の最初の方からけっこう賑わっているという話だったのですが、いよいよ会期末が近づいてきたので平日昼間でも大盛況。帰る頃には列が出来てました。この連休は更に混んでいたらしいです。

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ブリヂストン美術館、パリのオルセー美術館/オランジュリー美術館との共同企画によるこの展示、日本に来る前にオランジュリー美術館で開催されていました。生誕150年のメモリアルイヤーである今年はドビュッシーの音楽を耳にする機会も殊更多いように感じますが、音楽家である彼を軸にした美術展というのはちょっと気を惹きますよね。

画家を縦糸に様々な文化を横糸に編み上げる美術展が多い中、縦糸にドビュッシーという作曲家を持ってくることで、自分の中でバラバラに知識として存在していた当時の芸術のあれやこれやが、パズルのピースを当てはめるように適所に治まっていく瞬間の快感!そんなものを感じさせてくれる美術展でした。

私の周囲を見渡してみると美術好きと音楽好きはけっこうな割合で重なっているように思うのですが、どちらか片方に比重をおいた人達にとっても面白い展示だろうと思います。音楽がテーマのところは曲を知らないともどかしいところですが、会場内でも音楽が流れるコーナーがありますし、オーディオガイドでも聴く事ができます。全て1900年代の貴重な音源を使ったもので、歌劇「ペレアスとメリザンド」第3幕「わたしの長い髪が」はドビュッシー本人の演奏!他にもラフマニノフ演奏の「子供の領分」も聴く事ができて耳も贅沢しました。


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