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2018/12/30

2018年の美術展振り返り

2018年も暮れていきますね。新しい年を迎える前に、今年見た美術展を振り返ります。

年に1度だけ購入する「美術の窓」(2019年1月号)に、2018年の入場者数ランキングTOP45というのが掲載されていました。対象は2018年に開催した美術展のうち11月30日時点で終了しているものから入場者数10万人を超えたもので、巡回展は会場ごとに集計、とのこと。
TOP45展のうち5展しか見てなくて、例年のことではありますが「視野せまっ」と自分にツッコミました。


美術の窓 2019年 1月号

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2018/12/27

「ムンク展―共鳴する魂の叫び」東京都美術館

10月末…結構前のことになってしまいましたが、東京都美術館で開催中のムンク展に行ってきました。平日としてはちょっと記憶にないくらいの混雑でした。始まって割とすぐだったし、まだそこまで混んでいないのではと予想していたけれど、甘い見通しでした。上野の美術館事情はちょっと他とは違うもんね…。何日か前に40万人を超えたというニュースがありましたっけ。

構成は以下の通り。
第1章: ムンクとは誰か
第2章: 家族 - 死と喪失
第3章: 夏の夜 - 孤独と憂鬱
第4章: 魂の叫び - 不安と絶望
第5章: 接吻、吸血鬼、マドンナ
第6章: 男と女 - 愛、嫉妬、別れ
第7章: 肖像画
第8章: 躍動する風景
第9章: 画家の晩年

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2018/11/28

「フェルメール展」上野の森美術館

上野の森美術館で「フェルメール展」を見てきました。10月末の平日11:00-12:30枠と、11月半ばの土曜日17:00-18:30の枠、2度。最初は一人で、2度目は雀さんと。「取り持ち女」が来たらもう一度見たいと思っているのだけど、東京ではなく大阪で見てもいいかなーとぼんやり思ったり(大阪にしかこない作品もありますしね…)。さてどうなりますか。

今の所、平日でも休日でも時間枠の後半に入場すれば入場待機列はないようです。月曜日の夕方以降は快適に見られるという話をちらほら見かけました。私が行った両日は、会場の狭さも手伝って非常に混雑していたので、普段預けない人でも荷物はコインロッカー推奨。チケット代に解説の小冊子と音声ガイドも含まれていますから、忘れずに両方getしてから展示室へ。混み具合は二回とも似たようなものでしたが、フェルメールルームの絵の前は週末夜の方が密度が高かったな。

構成は以下の通り。
第1章: オランダ人との出会い:肖像画
第2章: 遠い昔の物語:神話画と宗教画
第3章: 戸外の画家たち:風景画
第4章: 命なきものの美:静物画
第5章: 日々の生活:風俗画
第6章: 光と影:フェルメール

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2018/11/27

「オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展」国立新美術館

国立新美術館で「ピエール・ボナール展」を見て来ました。オルセー美術館の所蔵品を軸にボナールの画業を回顧する展示。土曜日の午後4時過ぎに到着しましたが、会場内は比較的空いていて見やすかったです。新美では同時開催中の東山魁夷展が大ヒット中で、そちらに向かうお客さんが多かったみたい。

構成は以下の通り。
第1章 日本かぶれのナビ
第2章 ナビ派時代のグラフィック・アート
第3章 スナップショット
第4章 近代の水の精(ナーイアス)たち
第5章 室内と静物「芸術作品 - 時間の静止」
第6章 ノルマンディーやその他の風景
第7章 終わりなき夏

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2018/11/26

「国立ロシア美術館所蔵 ロシア絵画の至宝展 夢、希望、愛- アイヴァゾフスキーからレーピンまで」東京富士美術館

東京富士美術館で「国立ロシア美術館所蔵 ロシア絵画の至宝展 夢、希望、愛- アイヴァゾフスキーからレーピンまで」を見て来ました。副題にもあるアイヴァゾフスキー「第九の怒涛」とレーピン「サトコ」が目玉かと思いますが、全部で40点と少なめながら、見応えはたっぷり。

土曜日の昼前に行ったのですが、比較的客層は落ち着いていました。土曜日は小中学生無料だし、ここは割と皆さんフリーダムにご覧になるケースが多いのですが、今回はストレス少なめ。大きな絵が多いのも理由の1つかな。会期後半混んでくるとまた違うかもね。常設は毎回フリーダム!ですけれど、そもそも見ている人が少なくて私たちもかなりのんびり見てたので気にならず。

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2018/11/25

「山と水と桜の画家 日本風景画の巨匠 吉田博展」狭山市立博物館

狭山市立博物館へ「山と水と桜の画家 日本風景画の巨匠 吉田博展」を見に行って来ました。昨年の生誕140年回顧展には足を運べなかったのですが、規模は全く違うとはいえ初公開の作品などもあり、予想以上に充実した展示でした。

入場料金150円だよ、素晴らしい。

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2018/09/03

「没後50年藤田嗣治展」東京都美術館

少し前のことですが、東京都美術館で「没後50年藤田嗣治展」を見てきました。お盆期間中の月曜開館日閉館前、ゲリラ豪雨の後の美術館は激混みというほどでもなく。今回は小さなサイズなどじっくり近くで見る系のものがあまりなかったので、行列して次の絵へということもなくてストレスなく見られました。

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構成は以下の通り。
I. 原風景 - 家族と風景
II. はじまりのパリ - 第一次世界大戦をはさんで
III. 1920年代の自画像と肖像 - 「時代:をまとうひとの姿
IV. 「乳白色の裸婦」の時代
V. 1930年代・旅する画家 - 北米・中南米・アジア
VI-1. 「歴史」に直面する - 二度の「大戦」との遭遇
VI-2. 「歴史」に直面する - 作戦記録画へ
VII. 戦後の20年 - 東京・ニューヨーク・パリ
VIII. カトリックへの道行き

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2018/07/28

「ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ」ポーラ美術館

ポーラ美術館で開催中の「ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ」を見て来ました。いつも会期末が近づいてから慌てて行くのに、ポーラ美術館の初日に行ったのは初めて。こちらはいつでもある程度の客入りがあり、空きすぎることも混みすぎることもほとんどないのだけど、初日もそれは変わらないようでした。ただ、ちょうどお昼時だったのでレストランとカフェ目当ての入場者も多く、駐車場はいつもよりやや混み。レストランも行列発生してました。

構成は以下のとおり。
第1章: 夢の中で - 「夢」の源泉
第2章: 水と生命 - 始原的なかたち
第3章: 翼と気球 - 近代性と神話
第4章: ひらかれた夢 - 花と眼
第5章: 21世紀にひらく夢 - 受け継がれるルドン

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2018/07/27

「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」八王子市夢美術館

八王子市夢美術館で始まった「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」を見て来ました。2016年4月に伊丹市立美術館から始まったこの展覧会は「約3年をかけて日本各地を巡回」という話ではあったものの2016年度-17年度には東京へ来る気配もなく。遠征を覚悟したところで八王子開催の予定がわかったので、楽しみに待っていました。

構成は以下の通り。
第1章 主著:ゴーリーによるゴーリーの世界
第2章 イギリスの詩・文学とゴーリーの挿絵
第3章 ゴーリーの多彩な創作と舞台美術

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2018/06/27

所蔵品特別展「明治150年展」岐阜県美術館

岐阜県美術館 所蔵品特別展「明治150年展」を見てきました。岐阜県美 大好きーって思っているのだけど、足を運んだのは結構久しぶり。もしかしたら日比野館長になってから初めてだったかも…?だいぶご無沙汰しているってことですね、びっくり。

所蔵品展だからかチラシが見当たらず…。

構成は以下の通り。
I. 明治洋画パノラマ展望 日本とフランス 1868-1912
II. 時代と画家 オディロン・ルドン
III. 戦争 画家の背後にあるもの
IV. 熊谷守一とポール・ゴーギャン 2人のアルケミスト
V. 同時進行する世界 文化/芸術の相互受容

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